今日ある会社が明日もある、ずーっとあるという保証は何もない。
今ある身分が明日もある、ずーっとある保証は何もない。
今の世はまるで応仁の乱の時代の如く明日が見えない。
これは日本国のことでもあり、世界各国のことでもある。
地球上が応仁の乱となって行く。気候は温暖化が進み異常気象だ。
世界を良くも悪くもリードして来たアメリカがガタガタ、バラバラとなる。
イギリス、フランス、ロシア、中国、インド、パキスタン、核保有国も応仁の乱となっている。ユーラシア大陸、アフリカ諸国は血を血で洗っている。
南米も同じである。
南北朝鮮は統治不能状態、世界は分断、分裂する。一寸先は何が起きるか分からない。
その中で我が国日本国である。
年金が10兆円飛んで行っても、いつの間にか戦争に参加していても、年金がカットされても、医療費負担が増加しても、原発が再稼働しても最早沈黙だ。
しょうがない、仕方ない、が能書きは多い。
ウチの会社はヨォーボーナス上がるよな、働きの悪い人間に限って居酒屋では元気一杯となる。
オメェーみたいのはイラネェんだよと上司らしき人間に言われて、アンタこそイラナイノと絡みつく。
流通業界で勝ち組の代表と言われた三越伊勢丹ですら大苦戦、大減収、大リストラ、店舗閉鎖を始めているのにノーテンキが多い。
トヨタ&スズキは業務提携、ヤマハとホンダですら業務提携をして生き残りをかけて応仁の乱の中にいる。格差は更に拡大する。
株でひともうけした人間は、夜な夜な札束を勘定し不気味に笑う。
どこに隠すかを思案する。
オカーチャン、お小遣いあげてくださーいと新橋駅機関車前で酔っ払った会社員たちが街角インタビューに応えてる。
アベノミクス賛成なんていうのもいれば、TPPなんかカンケーナーイというバカ女が酔っ払っている。きっとカラオケ→ラブホのコースだろう。
汚らしくて気持ち悪い連中だ。
一人ひとりが力強くなって、一人ひとりが生き抜く努力をしなければならない。
社会のせい、会社のせい、グチと能書人間は人のせいばかりにする。
ダッテヨォもらうものはもらう権利がある、ベースアップ期待してまーすなんて言ってんじゃないよ、それは正気の時に正々堂々と言うことだ。
酔っ払いに言っても仕方ないと思いつつその場を後にした。1467年(ヒトノヨムナシ)応仁の乱が始まった年はこう覚えた。明日なき権力争いは永遠につづいている。
さぁ~、乱世の渦で溺れ死にしないように学び努力をしよう。
つもり人間をやめよう。
見るつもり、書くつもり、行くつもり、聞くつもり、会うつもり、つもりつもると大幅に退化している自分に気づく。
ヤバイ、私はこれから日活製作再開第一作、天才川島雄三監督の「あした来る人」をDVDで見る。なんと今村昌平が助監督である。
あしたのために、今日できることは今日やる。
朝になったらあの世に行ってるかもしれないからだ。
今年はたくさん喪中のハガキが来る。
その中にお兄さんを亡くした人が、ハガキの下の方に今年のベストタイム100m、14秒88と小さく書いてあった。七十代(と思う)増々走力がついているようだ。
私はこういうあしたに向かう人を尊敬する。
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