首相秘書官柳瀬唯夫の国会でのバックレ(しらばっくれる)た答弁を聞いていて、ふと十代の頃を思い出した。その頃私はいつも荻窪駅南口(阿佐ヶ谷寄り)にある「富士」という純喫茶に昼ごろまでいた。(つまり学校はサボッテ)その1階はスマートボールとラッキーボールの店であった。当然損はなし。朝そこに行き、景品を受け取り、路地裏にある景品買いの小屋(人間一人しか入れない)に景品を持って行く。ヤクザ者が二人(九州出身)がいて、景品買いをやっていた。午前中にひと稼ぎして昼に二階の富士で珈琲を飲んで、新聞を読むのが習慣であり、そこを終えると北口の「ポルテニア」という美人喫茶に行った。店のオーナーが特別に四人掛けを提供してくれていた。さて、富士には、階段上に赤電話があった。十一時四十五分になるとヤクザ者はその赤電話を占拠する。何故なら12時キッカリに親分から電話が入る(住吉会系佐野組組長)私たちはサノをもじってノサの親分と言っていた。12時になるとピッタリ赤電話に親分から電話が入る。一分一秒でも遅れる事は許されない。受話器が鳴った瞬間、パットそれをつかみ、昨日あった出来事をすべて報告する。ヤクザ者にとって波風モメ事がない日は、殆どない。直立不動でハイ、ハイと応える。そして景品の売り上げ、イタズラ(小さな賭場)の上がりを報告する。又、あいつがこう言っていた。あのヤローがこんなことをなどを、全て報告する。つまり後になって報告を忘れていましたなどは許されない。秘書官にとって総理大臣は親分である。万が一にもその事は忘れてました。報告を忘れましたと言う事は、絶対にありえなはずなのだ。総理の大親友の案件を報告してないなんて事は、太陽が西から上ってもありえない。全く質問力がないどーすることもアイ・キャン・ノットの野党の連中は、自分たちが労を尽くして絶対的証拠をつかむ努力をしていないから、手も足もでない。久々にスマートボールがしたいと思った。ちなみにノサの親分は、府中刑務所で自殺した。脱走途中でという説もある。今日又、国会でむなしい野党の質問大会がある。東京新聞の朝刊では、国民民主党の支持率はわずかに1.1%であった。
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