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2019年2月6日水曜日

「神社も神頼み(?)」

ヒトは悩み、苦しみ、 この現状を何とかしてくれと思った時、どこへ行くのか。と問えばそりゃやっぱり神社かお寺さんに行って、神様、仏様もうどうにもこうにもニッチモサッチモいかないのですと、神仏にすがる。お賽銭箱に100円玉、いややっぱり500円玉、 いや頼み事が多いのでここは奮発して、1000円札だと決断する。昨日は午前4時ちょい過ぎに帰宅、手と顔を洗いうがいをイソジンでして、夕刊4紙に目を落とし始めた。見た人は見た、だが見てない読んでいないヒトのために、東京新聞の7面のほぼ半ページの記事に衝撃を受けたことをここに記す。でっかい大見出しに、困窮神社・頭抱える。横書きの中出しには、収入源で閉鎖でも取り壊しできず。立て見出しで、金沢前田利家ゆかりの八阪神社。横二行中見出しで、「保存地区建物残して氏が要求・宮司の年間収入は1000〜2000円」神社の宮司が神頼みで(?)参拝者が激減しているのを何とかしてとなっているのだ。神社を巡っては、地方中心に廃祀が相次ぎ、将来は伊勢神宮とか明治神宮、熱田神宮とか有名なところ以外はやって行けない。高齢化と人口減少、などで参拝客が減り続け、神社本庁が2016に全国の神社を調査した結果、6割で年間収入が300万未満、神職のみで生活できている人は全体の1割程度、大半が「兼業宮司」で生きている。金沢の八阪神社は京都祇園神社(現八坂神社)から神を迎えて誕生した。前田利家が城下の繁栄や厄除けを祈願して本堂を建立した。しかしずっと改修しておらずあっちこっちが老朽化している。改修費の目処が立っていない。国の「重要伝統的建造物群保存地区」で勝手に回収もできない。お金が全然足らない。お金は集まらない。宮司の収入が年間で1000円、2000円しかないなんて、想像もつかないことになっている。厄払いとか祈祷料が参拝者の激減で、副業をしないとやって行けない。そんな記事がごっそり書いてあった。ここに記してあるのは、抜粋したものであるから、興味のある人、神社大切第一と思っている人は、東京新聞を読んで神社に参拝して、神社の願いを叶えてあげてほしい。ずっと前出雲大社で長寿御守を母親のために買い求めたら、96歳まで元気に生きることができた。出雲大社はメジャーブランド。問題は地方にある由緒はあるが、あるいは名ばかりの人が来ない神社だ。私は無宗教であるが、恩人、知人、友人のために、江島神社(サザエのつぼ焼きが旨い店がある)、寒川神社(出店のラーメンが旨い)に行って御守を買い求めて送る。江島神社の「病気平癒御守」は、何人も治してくれた。その確率は70%くらいと高い。地方衰退の世の中は、一部を除き神様も神頼みで参拝者を待っている。

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