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2013年4月10日水曜日

「柄の悪い事」

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何を考えているんだ全く、平日に入学式をやるなんて、親が働いているんだからたった一度の入学式に出れないじゃないか。
親にとっても子供にとっても小学校の入学式は何より思い出の日なのだっていうんだ。
といえば、だって学校が決めた事だから仕方ないじゃないと娘はいう。
で、パパは出るのかと聞けばなんとか会社を休んで出たいと思っていますとお婿さんはいう。


全くふざけた話だ、その夜外は爆弾低気圧で烈風豪雨。
春休みの最後に娘夫婦と二人の孫が三日間泊まりに来ていた。鉄板焼きを大人6人、子供5人、計11人で食べながら私の怒りは鉄板の上みたいになった。 

411日(木)が娘の下の子の入学式なのだ。
誰がどういう考えで決めたか学校長に会って聞いてみたいと本気で思った。
学校とか先公(センコウ)は自分たちのご都合主義なんだ、何が一番大切か分かってネエんだよ、といえば柄の悪い言い方をやめなさいよなんて言いやがる愚妻。

なんでウインナーが茹でてあるのといえば、小さな子どもにはその方がいいのよ、それにはじけないし(?)なんていいやがる。イカが随分小さいなといえば、大きいと喉に引っかかるのよ子どもには、なんていいやがる、もう、もやしもキャベツも海老もホタテもカボチャも肉も何もかも気に入らねえやという事になった。

みんな学校のせいだ。 
11日に行って文句いってやるぞと思ったが当然恥ずかしい事は絶対やめてといわれるのが分かっているからやめて、焼きそばにしてくれといった。
あの紅しょうがとあの海苔をとなるのだが、当然うちは屋台のそば屋さんじゃないのだからというに決まっているから黙って食べた。

暴風大雨洪水警報が出た。
11日ガァーンと一発かましに船橋の小学校に行ってやるかと秘かに思っている。
えっ、それこそがモンスターなんとかなんだと。
私はペアレントじゃなくグランパなのだ。だからきっと許される筈だ(?)筒井康隆の小説に、「わたしのグランパ」という本があった。
読んでからつまんねえの買ってしまってシマッタと思った。
映画にもなった。主演は菅原文太であった。小説も映画もダボであった。

私もきっとダボなのだが、入学式は休日にすべし、親はこの日のために頑張って働いて来たのだから。これは正論の筈だ。翌日、娘家族は風と共に去りぬの如く帰って行った。車の中から手を振る姿は、文句いいに来ないでねといっている様だった。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

最近は平日休みの方も
多いようですし
家族の形態も様々なので
入学式の日程は
難しいように思います。
お天気に恵まれて
思い出深い入学式になると
いいですね。