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2013年4月8日月曜日

「滅びの笛」




いかなる試合も相手がいないと試合にはならない。
相手が強化費を使って強くなれば、その相手も強化費を増やしていかねばならない。
この強化費を軍備費に置き換えると物事は分り易くなる。

北朝鮮が核を飛ばすぞと脅しをかけているが、この事で一番得をするのは誰かといえば、勿論戦争こそ金儲けとしてきた米国。
この際自衛隊を国防軍にという日本国、北朝鮮はオレたちのいう事しか聞かないぞという露国と中国。
核開発の事なら任せてといてくれと算盤を弾くイランやパキスタン。
軍隊に気合を入れたい韓国。
と、まあ北朝鮮問題は裏の裏の裏であらゆる駆け引きがされている筈だ。

 米国はもはや世界の警察だなんていっていられる状態ではない。
ハンバーガーとコカ・コーラで肥満大国、あらゆる主要産業はユダヤ人が握っている。
“ベニスの商人ではないが金儲けに関しては世界民族の中で抜きん出て一番だ”(ベニスの商人は名判事により貸した金は戻らなかったが)
果たして世界の何処かに名判事はいるだろうか。

西村寿行の小説に“滅びの笛”というのがある。百年に一度山の熊笹が異常繁殖をする。
それと同じくして熊笹を食べるネズミが異常繁殖する。
それと同じネズミを食べる天敵イタチやテン等が異常繁殖する。
逃げ場も食べる物も失ったネズミの大集団は、山から村そして街へ出てあらゆる物を食べつくしながら最後には東京湾に向かい集団自殺する。
事実東京湾の歴史でその事が確認されている。

さて、ネズミはどの国か、熊笹は何か、テンやイタチはどこの国か、冷静に考えてみれば分かる筈だ。食べ物もなく生きる術もない北朝鮮の国民を見ていると戦前の日本と見事に一致する。他国を北と南に分断して戦わせる様な事をする国はなんでもありだ。

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