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2013年4月24日水曜日

「偉い経営者と、貧しい経営者」




世の中には実に理解ある偉い経営者がいる事を知った。
その日、本屋さんで週刊誌をパラパラとめくった。そこに小さな広告があった。
千房㈱、㈱一門会、㈱牛心、㈱信濃路、カンサイ建装工業㈱、㈱プラス思考、㈱プログレッシブの社名があった。日本財団が広告主であった。
キャッチフレーズは、“少年院、刑務所出所者を支える「職親」プロジェクト”であった。
MISSION】出所者の円滑な社会復帰を支え、再犯率を下げる。とあり、
GOAL】働く場の提供から生活支援まで。参加企業が出所者を見守る「職親」制度をつくる。であった。

先日発表になった数字を見ると刑務所を出所した人の再犯率は30%〜40%位であった。
又、暴力団員の30%位は元の組織に戻るとあった。
エンコを詰めている人(指を詰めている)、モンモンを背負っている人(刺青をしている)、シャブ中だった人(麻薬中毒)あらゆる犯罪に手を染めてしまって、刑務所に入り出所した人を受け入れてくれる会社の経営者の存在に心から、あなたたちこそ本当の経営者だと思わず週刊誌の広告に声をかけた。

4月23日の朝日新聞でユニクロの柳井正社長がロングインタビューに応えていた。早い話、仕事は生きるか死ぬかだ。例えブラック企業(ネット上でそう言われているらしい)と言われようと、社員が「うつ病」になろうと、入社して直ぐ辞めようと知ったこっちゃないのだと。
ちなみにユニクロに入社して5年もつ人はかなり少ないらしい。
柳井正社長の貧しい顔、貧しいコメントを読むと、この男には絶対天罰が下ると確信した。
日本一金持ちの男は、日本一貧しい男なのだ。

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