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2018年6月28日木曜日

「どんな手の平返しか」

日本人の最も得意技は、「手の平返し」だ。ついこの間まで、サッカーW杯に出場する選手、特に私が大嫌いな(一緒に酒を飲みたくないタイプ)本田圭佑は、粗大ゴミのような存在だった。走れない、動けない、パスを取られる、自分が入れたがる。チームワークを乱す。ヒマを持て余しているネット住民は、ここまで書き込むかとやっていたらしい。今世界中が、このネット住民の書き込みに影響される。何しろ USA の大統領がツイッターで世界中を。瀬戸てんや、わんや(故漫才コンビ大ファンだった)状態になる。てんやわんやの影響は、 USA の金ヅルであり、属国、占領国である日本が一番影響を受けて、てんや、わんやとなる。非主体性国家であるからだ。現在ネット上は勿論、大マスコミ、中マスコミ、小マスコミも、本田さんゴメンなさい。本田はやっぱり持っている。本田、ホンダ、ドーダになっている。手の平返しである。どのテレビにも、もう忘れていたような元サッカー日本代表選手が出ずっぱりである。西野監督がいかにスゴイかを延々と流す。救世主、マイアミの奇跡(もう忘れている)を流し、その能力の高さを、滝のように流す。そんなに優秀だったら、何もギャラの高い外国人監督に頼み込むことはなかったではないか、手の平返しである。見ていて気恥ずかしくなるが、私はテレビたれ流し派なので、否応なし目と耳から情報が入る。優勝候補の筆頭、世界ランク1位のドイツに日本と同じ最下位に近い韓国が2対0で勝った。昨夜旨いキムチを食べた(私のささやかな夕食)今日は韓国が勝つぞと言った。この間日本国内の政治、経済はハチャメチャで、新幹線内では残忍な殺しがあり、震度6くらいの地震がグラグラと起き続けている。日本の大企業の多くが日本銀行が筆頭株主になっている。見るに耐えないわずか45分間の党首討論、たくさんの党がわずかな時間に党首を投入し、ヌカに釘でついにはもうこんな討論役目は終わったと、手の平返しをされている。日本国政治史上、今ほど最低の野党はなかったのではと思う。セクト主義と、政党助成金のせいである。選挙制度を手の平返しにする必要がある。地方銀行の見本と言われてきた「スルガ銀行」は、これ以上ないデタラメ経営、世界の外交からすっかり無視(金だけ出せばいい)されているリーダーは、支持率が上がるという珍現象モリもカケも殆ど影響しない。今はもうソーメン、冷麦の季節に。国民はすぐ手の平を返すことを知っている。
(文中敬称略)

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