明治記念館 |
過日明治記念館内のコーヒーラウンジで薬学博士であり現御茶ノ水女子大生活環境教育センター、慶應義塾大学医学部講師の先生を2時間取材させていただいた。
先生の知り合いの元総理大臣のお孫さんと私と出版社の人とデスクの女性の五人であった。
身長150㎝位、年齢は70歳位だろうかレディなので聞かなかった。
富山の薬箱※イメージです |
漢方医学、薬学の大家である。その話の面白い事といったらなかった。
全くメモも見ず世界中の薬草や効能、又その組み合わせの効果やその反対の恐さを次から次へと教え語り現代医学への怒り、薬学軽視への怒りも話しまくってくれた。
立川談志の如くべらんめえの調子で日本の現状を小気味よく話してくれた。
改めて食育の大切さと何故銀座から漢方の薬局が消えてしまったか。マツモトキヨシやクリエイト、福太郎等のドラッグストアが増えたか、何故大学でかつて医学と薬学は同格だったのに今は医学がのさばっているか、直ぐ切る外科医、治る見込みのない終末医療、家族を悲しませる抗癌剤治療(10〜20%しか効かない。それもほとんど偶然性に近い)当然日進月歩をしてどんどん進んでいるが根本的な部分から大学の医学部は間違いを犯している。
これからは東洋医学と西洋医学が一体にならないといけない。
人は必ず死ぬ。ある年代に来たらその人の寿命である。
陽気で明るい人は最期までその姿を残してあげるべきだ。何で90歳近いお年寄りに管を巻き付け薬を投入し、酸素吸入で言葉を奪ってしまうのか。遺伝子医学みたいにオギャーと生まれたらこの子は何歳で何の病気になり何歳でなくなりますなんて教える必要があるのか。
人間は自然界の摂理の中でちゃんと生きる知恵を見つけて来た。
凄く賢い動物なのだ。
※イメージです |
この根は何に効く、あのキノコは、あの葉は、あの土は、あの樹液は、いまアフリカの木がドンドン無くなっていっている。それはその樹液から劇的な抗癌作用がみつかったからだ。世界中の密林が同じ事になっている。
アフリカの木がどんどん伐採されているそうです |
愛する父、母、兄、姉、弟、妹が皆ナンバーで呼ばれ薬の実験台にされているとしたら。
つくづく生と死について考えさせられる。
先生はあなたが生まれた昭和20年戦後の焼け跡でペンペン草も生えてなかったのに今やインターネットなんて、知る必要もない情報まで入ってくる時代。
何もあせって青森まで3時間20分で行く必要なんてないんですよ。
人間は三歳で味覚を知り、十歳までの運動量で体力が決まるんです。
子供は外でとにかく遊ばせる事なんです。60歳まで何もしないでゴルフやってカラオケ歌って定年になってスポーツジムで体力をつけるなんて愚の骨頂なんです。
ただ疲れるだけ、サウナなんて日本人の体質にまるで合ってない、北欧じゃないんだから。あの日本軍がそれなりに戦えたのはお米と梅干しを食べてたから。
もっと日本人はお米を食べないといけないんです。パンだパスタだピザだなんて外人じゃないんだから。だから体中から抗体が弱くなってアレルギーだ新種のインフルエンザなんかに負けちゃうんです。
熊の胃 |
「熊の胃」に勝る胃薬なんてそうはないんですよ、化学合成して「熊の胃」に近づけてるんですから。やはり「買い置き薬」はいい日本の伝統だったんです。
とまあこんな調子で先生は語り続けました。久々に楽しい出会いでした。
ケシの花について、朝鮮人参について、霊芝やサルノコシカケや蟻のフンについてやはりその頭脳の凄い事。
気が付くと先生の直ぐ頭の上になんと明治天皇直筆の教育勅語の額がドーンとありました。食育については書いてありませんでした。
私はスルメを食べます |
先生曰く子供はスルメを舐めさせなさい、何よりアゴが丈夫になり唾液で体が丈夫になるからと。マックなどは劇薬だといっておりました。当然スーパーやコンビニの中にあるインスタント食品も。
日本人は一年間に石油一トン分の化合物を食べているそうです。
私は今スルメを醤油とマヨネーズで舐めながらです。唐辛子を少しまぶして。
1 件のコメント:
今日帰ったら早速スルメを子供に食べさせます!!
熊の胃ってのんだことないのですが、買い置きしてみよう。
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