4月6日(土)午後京橋で友人のスケッチ展を観る。
ご夫婦共芸術家、最終日なのでお子さん、お孫さんも来た。とてもいい風景だ。
その後歩行者天国を歩き、TDC展を観る。
国内外のタイポグラフィーの作品が並ぶ、デザインの善し悪しは文字である事を改めて知る。
その後「フェルメール光の王国展」を観る、既に三度観ているが何度観てもフェルメールはいい。
宮沢りえと小林薫の音声ガイドが又いい。企画者の一人である生物学者福岡伸一先生の本は上質な推理小説の如くでありその文章は一級品だ。展覧会場はいっぱいであった。
そしていよいよこの日のメインイベント明治座へ、お世話になっている広告代理店の社長大泉勉さんと「石川さゆり」の公演へ、第一部は「貞奴」日本で最初の女優と言われた川上貞奴の劇、第二部が「歌日和」だ。
7時15分“津軽海峡冬景色”で始まる。前から7列目、いい席だ。私の直ぐ後のおじさんは「日本一!」を連発する。
「ウィスキーがお好きでしょ」を初めて生で聞いた。どえらいエカッタ。歌はすすみ軽妙なお喋り、その上手さに思わず拍手、そしていよいよ待望の“風の恋盆唄”“天城越え”のラストへと向かったのだ。エカッタ度100%であった。
この頃すっかり演歌ばなれをしていたのだが久々にやっぱり演歌もいいではないかと思った。
美空ひばり亡き後、石川さゆりは演歌の女王なのだろう、風格も十分にあった。13歳でデビューして今年で40年とか。
又、明治座は今年で140年である事を知った。川上貞奴が生きていれば140歳とか。夫であった川上音二郎は“オッペケペ、オッペケペ”で世情を風刺し一世を風靡した。この頃すっかり世相を風刺する芸人が出て来ない。
世の中はまるでヘトヘト、ヘロヘロ、どアホウ状態。そのネタには事欠かないのに。よし風刺ソングを書いてみる事とする。
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