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2012年4月18日水曜日

「ロックよ立ち上がれ」



ピンクフロイドのプロモーションビデオに「ザ・ウォール」という名作がある。
今の様にコンピューターグラフィック(CG)が発達していない時代に一糸乱れぬ圧倒的な金槌の行進シーンがある。
線画のアニメーションである。

北朝鮮の軍事式典を見てピンクフロイドを思い出した。
クローン人間の様な同じ軍人、行軍、群衆、同じ拍手、同じ敬礼、何もかもCGで合成増殖させた様にピタッと同じだ。
 何かどこかで見た光景ではないか、そうあのナチスドイツ、そして旧日本帝国だ。

28歳にして権力を継承された金正恩の声は震え身振りはドギマギし、落ち着きがなかった。
やがて来る自らの運命は未だ分からないであろう。

ピンクフロイドの「ザ・ウォール」はベルリンの壁崩壊を予言していた。
この頃メッセージ性の強いミュージシャンが出て来ない。ロックンロールは反体制のものであってほしい。
アイルランドのU2、ビートルズのジョンレノン、レッドツェッペリン、イーグルス。
日本のロックンロールは息をしていない。ラブソングばかりだ。どうしたミュージシャンたちよ。

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