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2012年7月18日水曜日

「フジは無事か」

 


落ち目のフジテレビはどこまでも落ちて行く。

七月十六日()、フジテレビ本社入り口に満面の笑顔で日枝久会長は一人の男を出迎えた。
その男は野田佳彦首相だ。

この日、大江健三郎、坂本龍一たちと共にさよなら原発十万人集会とデモ行進があった。
その数、主催者側十七万人、警察側七万五千人でった。
それにぶつける様にフジテレビは四時五十分からのスーパーニュースでフジテレビのネット、二十八局の記者たちをひな壇に座らせて“総理の約束”なる番組を延々とやった。

震災復興は、原発再稼働は、消費税政局は、小沢新党は、どうなるマニフェスト、どう守る国民の命。
 総選挙は、刺客候補は等々まるで野田政府の広報番組、大ヨイショ大会だ。
野田はご機嫌満点、いいたい事をいいたい放題だ。

オイオイ、オマエラ卑しくも政治部担当の記者だろ、あるいわエネルギー担当、あるいわ経済担当の記者だろ。
少しは志を持てといいたい。会社から命じられた想定問答みたいに誘導質問ばかりだ。
記者としてのプライドや誇りは何処へ捨ててきたのか。何!もともと持ってないからフジテレビに入れただと?

イントロですっかりヨット焼けした老人ボケの木村太郎のヨタヨタ話、不調和顔面化粧狂の安藤優子の独りヨガリヨガリ節。いい加減にしとけよこのボケといいたい。いつまでオレたちひょうきん族をやってんだよといいたい。

マイクを握った大江健三郎は震える声でこういった。
原発の後始末が何にもついていないのに再稼働するとは我々を侮辱していると。

その夜のテレビ朝日報道ステーションでは、にわか原発反対者みたいになった古館伊知朗が被災地を訪ね、眉間に皺を寄せて国はどうした、どうしたとインタビュー、一夜漬けの話ばかり、何度訪ねても魂が入っていないのでただツルツル滑ってしまう。相方の朝日の落ちこぼれ論説委員、三浦俊章がまるで気の抜けたビールみたいだ。

大江健三郎のエッセイだかでこんなのがありました。“持続する志”です。
古館、そーですか、持続する志大切ですね。なんて言ってチョンチョンだ。
もう大概にしろよといいたい。


全国でやらせの原発について話す会みたいな代物をやっている。
お前たちヤラセだろ、東電の回し者だろと突き上げられてシドロモドロ。
山本モナとディープだった細野豪志が全然ディープでなくマアマアそんな大声出さないで、ちゃんと抽選でやったんですからと軽々しい。こんな奴が次の総理候補なんて真夏の悪夢だ。

フジサンケイグループは元々右寄りだが司馬遼太郎を出したところだ。
日枝久会長、世が世ならアウトだぜ。“燃えよ剣”が司馬遼太郎の代表作なら、少し位は“燃えよペン”といいたいのだ。
フジテレビの視聴率は振り返ればテレビ東京とか。

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