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2014年6月20日金曜日

「土壇場力」




試験で100点を取るのは難しいが、サッカーで一点を取るのも難しい。
日本対ギリシャの戦いは、神話の国日本とギリシャ神話の国との戦いであった。
ヤマトタケルとかスサノオノミコトがいたら、アキレスとかヘラクレスがいたらいかなる戦いになっただろうか。

0対0の引き分け、相手は一人退場で、11人対10人、でも一点が果てしなく遠かった。
走力、突破力、飛力、決定力が世界レベルではない事がハッキリわかった。
狩猟民族と農耕民族の差が歴然とあった。
レフリーが一人退場となったチームから、中々次の退場を出さない事もわかった(何度も反則があった)。

日本的に言うならエクアドル人レフリーの武士の情けなのだろう。
日本コロンビアレコードという会社がある。そこには美空ひばりという大歌手がいた。
♪勝つと思うな 思えば負けよと“柔の道”を唄った。

次の対戦相手はコロンビアだ。
もう後がない、♪敗けると思うな思えば敗けよだ。人生の最後に成功を治めた人間が必ず持っていたものに「土壇場力」というのがある。何事も諦めてはいけない。
人間には火事場の馬鹿力というのも用意されている。

「戦争か平和」か、日本国憲法の行方が土壇場に差し掛かっている。
こちらの戦いからも目が離せない。相当に危うい状況なのだ。無関心は国を滅ぼす。

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