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2014年6月5日木曜日

「ジムビームで乾杯!」




井戸を見つけた人、井戸を掘った人、その井戸の水を飲む人。
世の中はこの歴史で今日を迎えている。

捕鯨の世界ではクジラを発見した者がその功一番といわれる。
次は銛を刺した者。ことわざに漁夫の利というのがある。

私はサッカー界のことは詳しくはない。が、三浦知良の名は知っている。
野球界にミスターと呼ばれる人は長嶋茂雄をおいて他にいない。
サッカー界にキングカズ、即ちキングを名乗ることを許されるのは、三浦知良しかいない。キング本田といったら皆笑い転げるだろう。

マイナーなスポーツをメジャーなスポーツにするために少年はサッカーの本場ブラジルに単身向かった。Jリーグは三浦少年の成長と共に生まれた。
正真正銘のサッカー界のパイオニアである。
が、日本代表監督、岡田武史はワールドカップの代表選手に三浦知良を選ばなかった。
諸説いろいろあるようだが、岡田武史の小さな器量は私の心の中に大きな汚点として今も色濃く残っている。バカヤロー、ダセイ、ジャージ男と。

プロの世界はそれぞれ強烈な個性を持っている人間の集まりである。
皆自分こそが一番だと思わなければ世界と戦う事はできない。
代表監督の仕事はそれを束ねる事にある。岡田武史はそれから逃げてしまった。

日本のサッカー界は三浦知良から巨万の富を生み出す井戸の水を与えられ、巨大な利権を手にすることが出来たといっても過言ではない。
私は何ら三浦知良との関係値はないが、スーパースターを大切にしないスポーツ界があってはならないと思っている。

メキシコオリンピックで活躍した「釜本邦茂」なる人物がいる。
聞くところによるとサッカー界の重鎮だという。が、この人は日本の選手をこれでもか、これでもかとテレビや新聞でくさし続ける。
一点取れば二点取れた、三点取れは四点取れたはずだと。
アイツは役立たず、アイツは動けない、守れない、走れないなどと批判する。

お前は誰の味方かと記事を読んだりする度に思う。早い話すこぶる嫌な奴だ。
セルジオ越後なとどいうのも同じで文句ばかりだ。
キケンだ、シンパイだ、ダメだと、ネガティブな事ばかりで心底嫌な解説者だと思っている(日系◯×人らしい)。

釜本邦茂はきっと代表監督になりたいのだろう。
だから正直にオレがやったら必ずワールドカップで優勝させると言えばいいんだ。
あるいわ、頼むやらせてくれと平伏すればいいんだよ。但しその時は三浦知良を例え10分でも5分でもいいからピッチに立たせろだ。

ザッケローニ監督が三浦知良を補欠でもいいから選んでくれないかと思ったのだがそれは敵わなかった。日本人の熱狂を呼ぶキャスティングができない者共だ。
やっぱり岡田武史監督が私にとって最もサッカー界の嫌な奴なんだ。
コテンパンに負けて、次の代表監督は三浦知良にと思っているのだが、ひとまず心を鎮めてニッポンチャチャチャだ。

今夜は会いたかったけど会えなかった若い才能の声が聞けた。
まずはその声に乾杯をだ!いつものグラスに濃い目のバーモン、ジムビームだ。

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