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2014年8月1日金曜日

「震えるオジサン」



オジサンの手はガタガタ震えていた。
新橋駅前ビル二階にあるジーンズショップ。
7200円の黒いジーンズを一本買うことにしたのだが出て来た七十歳位のオジサンは朝イチのお客がすこぶる人相の悪い私だったせいか、私の腰回りを計る手がブルブルしていた。

つまりは正確に計れなかった。
オジサン脱法ハーブでもやってんじゃないのと言ったら、メッソウもないといった。
私の買い物は即断即決だから、朝十時三十分オープン、三十四分に私がこれくれ、サイズ合うか計ってくれまで約二分。

オジサンはとっても私が怖かった様でパニクったらしい。
聞けば留守番だった。オジサンがサイズは3031323334と迷っている時に店主が来た。うらなりヒョータンみたいでジーンズショップの主人とは全く縁遠い感じだった。

聞けばわずか二坪ほどのショップを14年やっているのだとか、隣も二、三坪のジーンズ&アロハショップ。その店の前は足裏マッサージ、すでに男の足だけが六本見えていた(すごくシュールで気持ち悪い)。

で、結局A店でジーンズを買い、B店で長袖のアロハを一枚買った。
A店で買ったジーンズの丈はB店の主人がミシンで詰めてくれた。
その間わずか十五分ほどであった。お隣同士仲が良いのだ。

安いジーンズを買いたい人はA店、「ジーンズサンショウ」で。
ヴィンテージアロハを買いたい人は「ブロンクス」に。

但しA店のオジサンはかなりブルって震えるので心して行って下さい。
「ブロンクス」の店主は相当なプロフェッショナルです。いいアロハが揃っています。

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