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2016年11月14日月曜日

「越前若狭・焼鯖寿し」



新浦安駅からクルマで約10分のところに高洲小学校があった。
朝七時半に目覚まし時計をかけて起き、ボーっとした頭を熱いシャワーで攻める。
コーヒーを淹れる。いよいよ今年で終わりにしようと思っている朝日新聞を読む。
八時TBSで関口宏のニュース番組が始まる。

姜尚中、大宅映子、目加田教授、岸井成格などのレギュラーメンバーがトランプショックをコメントする。世界中がトランプショックで呆然としている。
フジテレビのコメンテーター木村太郎が予想が当たったからと引く手あまたで大ハシャギであった。

高洲小学校で小四の孫のサッカー応援をした。
九時過ぎ愚妻と共に家を出た。サッカーを応援した後、ひと仕事をする。
試合は残念ながら0対1、1対4で二連敗であった。ベスト16であった。
20分ハーフ、40分間走り続けていた。
陽差しが強く20度近くあったのでかなり汗をかいた。80メートル位と思われる試合場を両軍16人の少年たちは懸命に走り、攻め、そして守る。

第一試合が終わった後、学校の斜め前のイトーヨーカドーに行きお茶でもしようと思ったが、スーパーにはそんな処はなかった。
汚れが目立つエレベーターの中に、やたらに当店の生鮮食物には“放射能汚染”はありません、キチンと特別に検査してますと貼り紙があった。

その後仕事場に行き、約10万語、原稿用紙にして2500枚の生原稿の読み込みを始めた。
大先輩の書き下ろし大長編小説である。身が引き締まる。
先ずお前が読んでくれの命であった。ある会社のプレゼンを頼まれていてその原稿も書く。日曜日は静かである。陽を浴びたせいか顔が火照っていた。

月曜日に私の期待する人のパーティーがある。
出席が出来ないかもしれなくなっていたので、激励の花を送っておいた。
日本も世界も右傾化になる。孤立主義、保護主義はかつて世界戦争にと向かった。戦争か平和かが現実的テーマとなって来た。期待の人には頑張ってほしいと願う。

場末のキャバレーのような派手派手のトランプ一族を見ていると、ゾッとする。
更に、トランプは本当は話の分かる奴、実はインテリ、頭はシャープで柔軟性がある、交渉しやすい相手、なんて話をテレビに出ているいつもの連中がいう。
手のひら返しのコメントをしている。それを見ると、ゾッゾッとして体が寒くなる。

トランプにとって我が国は“戦敗国”、金ヅルでしかない。
純粋な少年たちを見て救われたが、夕陽が落ちるほどに気分も落ちた。
世界はファナティシズム(狂気的)の時代の中に入った。

出よ人物、私は決して諦めない。きっと乱世には人が出る。
少年少女の行く先が戦場にならないために。
それにしても大先輩はさすがに凄い筆力を持っていた。
東京駅で買った“焼鯖の棒寿司”を食べた。










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