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2016年11月1日火曜日

「祝福」


久々に結婚式らしい結婚式に出席をした。
大変お世話になっている会社社長のご長男であった。
この頃は家族だけで式を挙げ、後日友人知人たちとパーティーをするのが多い。
これはこれで堅苦しくなくていい。

一方ホテル内で式を挙げ、そのまま披露宴となる形式も適度に堅苦しく、緊張感もあり映画のシーンのようでいいものだ。お仲人さんがいないのが定番化しているようだ。
型通りに進むのがいい。
主賓の方々のご挨拶、どんなに場馴れしている人も、一番バッターは緊張する。

ある結婚式で私の知っている社長は30分位喋ってしまい大変なことになってしまった。文金高島田で立ち尽くした新婦はお色直しの時、控室であ~このままでいたいと言ったとか。
結婚式で新郎新婦のご両親がかしこまっている姿はいいものだ。
やっとここまで来たか、感無量となる。

友人のスピーチ、生い立ちから二人の出会いまでのエピソードをビデオ映像で。
美人ソプラノ歌手の唄に酔い、中国人の変面(一瞬で顔面が変化する)に驚き、美味しい料理を楽しむ。

普段お会い出来ない偉い人と会えるのも結婚式ならではだ。
また久しく会っていなかった人にも会える。いや~どうもどうも、お~元気だった、お久し振りですご無沙汰で申し訳ありませんとかの言葉が行き交う。
両親たちはあの方、あの人に遠くから気をつかい、あいつら余計なことを話してないか、あいつ酔っ払わないかと心をつかう。

結婚しない若者たちが増えている。
自分たちで家庭を築いて行くということは人生の目的でもある。
式を挙げるのもよし、式を挙げずもよし、私は若者たちの結婚を心から祝福したい。
水に常形なし、雲に常形がないように結婚の姿も同じものはない。


♪~しあわせは歩いてこない だから歩いて行くんだね(水前寺清子 365歩のマーチ)。
まだ若輩者です、どうか若い二人に今後共ご指導ご鞭撻をお願いします。
父親の挨拶にホロ酔い加減の出席者は、よし分かったまかせておけと思ってくれたはずだ。

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