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2019年3月27日水曜日

「インターンに学ぶ」

昨夜「マイ・インターン」というロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイ主演の映画を見た。アメリカ映画の伝統的軽コメディである。が、一夜にして歴史が変わる現代社会をしっかりと描いていた。世界的に起業家は20代から30代である。「プラダを着た悪魔」でファッション雑誌社に入った。新入社員アン・ハサウェイがメリル・ストリープの演じる凄腕編集長に鍛えられていった映画のパロディでもある。70歳で電話帳印刷会社の営業部長を定年になったロバート・デ・ニーロが妻に先立たれて一人暮らし、人材登録会社に仕事をしたいと登録する。そして採用になったのが、主婦からネットによるファッション販売(ゾゾタウンみたいなもの)が大ヒット、わずか1年半くらいで220人の社員を持つ会社になる。妻は何しろ忙しい。一人娘の世話や家事は夫がする。妻はあっという間に会社のボスに、まい日分刻みのスケジュールで眠る間も無く働く。ロバート・デ・ニーロはアナログ人間で、パソコンも使えない、初歩から学ぶが経験豊富で、グッドなアドバイスをボスであるアン・ハサウェイにする。マイ・インターンとは社長付見習いの仕事であった。広いオープンオフィスの中を自転車に乗って、アチコチ移動するボス。じっくりと落ち着いて出来立ての会社の悪いところを、経験を生かして治すインターン。子どもと大人の違いがその経験の差にある。当然アン・ハサウェイの演じるボスは信頼して行く。私にも現在、経験豊富な元広告代理店にいて、クリエイティブディレクターとしてお世話になった人が、定年後来てくれている。その姿、その声、その存在感に心がほっとする。最高の相談相手になってくれている。期待の新人女性もこの一年で飛躍的に成長した。何よりうれしい。会社は人と人が入り交じる間、つまり人間的であればいいと思っている。喜怒哀楽が共に享受できればいいのだ。年配者の経験、若者の感性、若い時は老人と交わり、老いては若者と交わる。これを「忘年の交わり」という。

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