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2019年3月1日金曜日

「うれしい332円」

「北原白秋」の詩集を読むことをすすめる。一昨夜、池波正太郎大先生の高弟であり、稀代の名文家、「佐藤隆介」先生とそのご子息と酒席を共にした。いろいろ教えを頂いた中で、先生がコピーライターになるには、北原白秋だ。これ以上の教本はないとおっしゃった。この女性ほどとてつもなく怖くて、凄くて、一言一向その文章をこうしたら、と思ったことのないのが、向田邦子さんだ。この人は完璧な作家だった。ギラッと睨まれると、恐かったな。私の目の前にいる先生は私にとって恐い存在なのに、その先生とご子息両方が同じ言葉で、故向田邦子さんを語った。 池波正太郎大先生もその死をとても悲しんだと。昨日深夜帰宅すると、「日音」という音楽制作会社から、ずっとむかし 作詞した曲の印税の支払通知書が届いていた。前回は333円で縁起のいい「3」のゾロ目「9」であった。今回は332円であった。私の詞はこんなものである。だがしかしうれしいのは、毎月どこかで誰かが、聞いてくれているか、歌ってくれていることだ。今日は午後からある地に行く。仕事をさせて頂いている会社の偉い方々と、ちょっと遅い「新年会」である。「北野里沙」さんのCDを持っていく。新幹線の中で北原白秋の詩集を読むと決めている。

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