十一月二十日(日)、夜十一時四十一分。
礼状を出しにサークルKのポストへ行く。家から歩いて五分とかからない。
昼は少年野球の応援をした。日差しがやけに強かった。天気予報通り日が暮れてから一気に冷えて来た。
一週間一人暮らしだ。
レトルトのクリームシチュー2袋、銀座カレー(中辛)2袋、チーズ6ピース入り一ヶ、サバの水煮缶一ヶ、ノザキのコンビーフ一ヶ、マグロツナ缶一ヶ、おかゆ(梅)2袋を買って帰る。
一人はいいぞ楽しいぞ遠足にでも行く気分になる。
アイツがいるとこういう旨い物は食べれない。夜空がやけに澄んで星がいっぱい光っている。
思わず平尾昌晃の「星はなんでも知っている」を口ずさむ。
星は何でも知っている。夕べあの娘が泣いたのもぉーと、きて今度は坂本九ちゃんの「見上げてごらん夜の空を」に移る。
見上げでごらん夜の星を、僕らの星をオーとなり、一気に谷村新司の「昴」になる。
我はゆく青白き頬のままでェーと。
野良猫が一匹馬鹿にして見上げていた。