地下から地上へ長—いエスカレーターの上。
女性の後ろに男性がスマホで見ながらいたとする。
その後にとても質の悪い人間がいた。
で、突然おい、お前スマホで盗撮していただろうと質の悪い人間はスゴンだ。
えっ、ボク盗撮なんかしてませんよといえば、ウソつけしてただろうと更にスゴンだ。
スゴン、スゴンにスゴンだら、盗撮なんかしてないのに何万円も払ってしまった。
これに似た事件が起きている。
いつかきっとこんな事件が起きるぞと思っていたがやはり現実となった。
レースのカーテンみたいとか、レースのテーブルクロスみたいな短いスカートの女性が多い。そんでもって歩くのもおぼつかない高いヒールのサンダルを履いている。
男ならさしずめシークレットシューズだ。身長は10センチ近く高くなってしまう。
駅の階段やエスカレーター、特に地下の地下の地下から上って来る長いエスカレーターなんかでそんな女性が前に居るとかなりデンジャラスとなる。
私は携帯もスマホも何も持っていないから盗撮呼ばわりされる事はないが、ずーっとスマホをみている人はとんだ災難に巻き込まれる危険がある。
今後この種の事件はどんどん起き、しこたまお金を取られたりするだろう。
美人局(つつもたせ)という犯罪がある。男と女がツルんで人を貶める古典的犯罪だ。
例えば酔っ払ったふりした女が道路の横かなんかに座り込んでいる。
そこに善良な人が通って、大丈夫ですかなどと声をかけてあげる。
女は気持ち悪いんです、どこかで吐きたいんです。などといって店などに誘い込む。
そこで善良な人は水を飲ませてあげたり、行きがかり上背中を擦ったりしてあげる。と、そこにオイ、オマエ俺のスケ(女)に何してんだと、スゴむのだ。
もっと質の悪い美人局にあって一家が破滅したケースもある。
これと同じ様に挑発的なファッションの女を長いエスカレーターに乗せる、ツルんでいる男はいいカモが女の後に来るのをじっと待つ。
スマホを見ながらニヤニヤして女の後についたら待ってましただ。(カモネギとされる)
テレビのニュースでやっていたケースでは盗撮もしてないのになんと12万円も脅し取られたという。余程恐ろしかったのだろう。警察は男の単独犯と見ているようだが、新手の美人局かもしれない。カモネギは食べたらこの上なく旨い。
※物語上、質の悪い女性は「女」と表しました。当然一番悪いのは男です。