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2014年9月30日火曜日

「九月の終わりに」




あした10月だというのに暑かったせいか、頭の中が不謹慎になった。
29日アジア大会というなんだか盛り上がらない大会のニュースダイジェストを深夜帰って来て見た。
男子水泳、馬みたいな顔の荻野選手がヘビみたいな顔の入江選手と映っていた。
毎日海パン一丁で泳いでいて、よくもまあ飽きないものだと思った。
オカマたちが海パンと筋肉を見て大コーフンするのだと。

180センチ以上もある女子バレー、ギャーギャーウルセイスポーツだ。
一度電車の中で選手たちを見たことがあるが、正直デカくて怖かった。
男子レスリングは男と男がバッグを取り合いエビ反るという、まるで◯◯っぽいスポーツはどうなんだかなと思った。

霊長類最強の女子レスリングの吉田沙保里選手が勝利の雄叫びをあげるのを見て、この女性はどんな男に抱かれてどんな雄叫びをあげてるのかと思った。

男子フェンシングの太田選手、オッまだやっていたんだ、このスポーツはお面をかぶり、体中を宇宙服みたいなのでかくしているため、スポーツをしている選手が見えない、それ故どっちがどっちか分からない。

ランプみたいのがついて勝負が見える、だからつまらない。女子陸上の福島選手はまるで洗濯板のような体でおへそを出して走っている。

金メダル数は中国が日本の三倍以上、あとは韓国と日本。
北朝鮮が金メダルを8個とっていたのにはオドロイた。他の国は少しずつ、意味あるのかなこの大会はと思う。こんなことを書いてしまった。

がんばった選手たちに栄光あれ、幸あれ、愛あれと思う。そういえばアジア大会ではないと思うが、女子マラソンの福士加代子選手が相変わらず笑いながら走って6位になっていた。この女性は顔全体がどんなに苦しくても笑っている。

御嶽山では何十人も命が危ないという。山は怒っている。
私たちは笑っている場合ではない。

2014年9月29日月曜日

「嶽の字について」









926日(金)
大変お世話になっている会社の社長が癌の大手術をして5年が経った。

その闘病はすさまじいものであった。並外れた根性と精神力で克服したのだ。
44年前にはじめて仕事をいただき、それ以来のおつき合いだ。

友人と会社の仲間、私の5人で快気祝の食事会をした。

その社長はとても政治に対して関心が高い。
最近すっかり影のうすくなった言葉でいえば左翼系である。
5人共政治に関心が高い。

この国はどうなって行くのか。戦争か平和か。などという会話となった。
一党独裁、一人独裁の正体は何か、世界の構図はどうなっているのか。
原発は脱原発か。野党はどうなるのか。福島の復興は、とまあそんな話をして結局この国の政治、経済、マスコミは大災害が来ても分かんない国だからだから、
富士山かなんかが大爆発すんじゃないのかということでお開きとなった。

次の日、木曽の御嶽山が突然大爆発だ。
あまりにみんなとの話と近いのでビックリした。
思いもよらぬ大惨事となってしまった。
大自然の放出する死の灰に登山者は殺られてしまった。

現在の予知能力では防ぐことは不可能だと学者はいう。
故小松左京の日本沈没的にいうと、やがて白根山、浅間山、そして富士山となってしまうのか。
火山帯と地震帯の上にこの国があるのは小学生でも知っている。

御嶽山の「嶽」という字を分析すると、
山+⺨(オオカミ神)+言(暗示的言葉)+犬(イヌ神)が一つになっている。
狼は山の守り神、犬は山の守り神として日本中で信仰されている。

つまり、人間たちよこれ以上山を怒らせるな、狼神、犬神を怒らせるなと言っていることになる。

広島の山崩れも同じだ。
ただいつも犠牲になるのは罪なき民だ。
山よ、狼よ、犬よ、怒る相手が違うのではないかと思い深くため息をする。

「祈」の塔を早く建てたいと思う。
この国の明日が心配です。

不運に亡くなった方々に、合掌す。

2014年9月26日金曜日

「空爆とソーメン」




アメリカがシリアに空爆を開始した。
中東は何故に戦争の火種になるかを私なりに解説します。
信頼する友人の意見も参考にしていいます。

戦争とは利権争いです。商売でいえば商戦です。
つまりは損する人と得する人が出る訳です。世界にはそれを仕切る人間がいます。
世界中のあらゆる利権争いはこの人間たちが仕組みます。
山口組の数億倍位すごいのです。

一、ロスチャイルド家。
二、ロックフェラー家。
三、華僑たち。
四、バチカン王国。
五、ユダヤ人です。

世界中の悪行のすべてはこの五つがからみます。
人の国に自分たちの国をつくるというのは日本が中国に満州国をつくったのと同じです。戦争は莫大な戦費を使う一大公共事業です。
失業対策、麻薬の大量消費による大儲けも可能にします。

日本が石油資源を求めて侵略戦争を始めたのとの違いは、中東には石油資源があるのです。それなら宗教戦争かといえば、それは何千年も前から争っています。
世界中の若者が何故にイスラム国に集まるのか、日本が集団的自衛権を発動したら間違いなくテロにやられます。例え人道的支援でも同じ、なぜなら日本中に空爆のための基地があるからです。

ロスチャイルド、ロックフェラー、モサドやCIAなどの世界中の諜報機関は絶えず情報を交換しています。ただし、日本国だけにはいつだって後付けです。眼中にない存在なのです。脅せばいくらでも金を出す国なのです。

イスラエル、パレスチナ、トルコ、アフガン、シリア、イラク、イラン、ヨルダン、バーレーン、アラブ首長国、サウジ、エジプト、かつてローマ帝国に支配された国々は、実は今でもローマのバチカンに支配されているのです。
世界最強のマフィアはバチカン王国なのです。

こんなことを頭のかたすみにおいて日々のニュースと接して下さい。
残念ながら日本はただのサイフ替り、その次はただの弾よけでしかありません。
一度ローマ法王が狙撃されました。再び狙われるでしょう。
人間という生き物は本当に恐ろしい生き物なのです。

アーメン、ソーメン、そのソーメンにはカビが少しついていました。
ゆでて洗えばいい味がしました。夏が終わったあとのソーメンは格別です。
カール・マルクスは「すべてを疑え」といっています。

2014年9月25日木曜日

「金魚のフン」





あいつは嫌な奴だなマッタク、金魚のフンみたいだといわれる人間がいる。

おいしい話についていく人間だ。


ある会社でこんな光景を見た。
「社長◯×さんへのお歳暮はAですか、Bですか、Cですか」社長が言った「◯×さんは飛ばされてしまった人だからもう贈る必要がないでしょ、二度と同じ部署には戻って来ない人だから」その数年後◯×さんは部署に戻って来た。
その社長のところに来ていた仕事はゼロになった。

中国に200人以上の日本を代表する経済人が金魚のフンみたいにくっついて行った。
経団連の会長なんかはもう見る影もない。中国人のNO.1NO.2には会わせてもらえない。
それでも格下の人間に、ヒザを屈して靴の先、靴の底までペロペロと舐めている。
風格はまるでなし、貫禄はゼロ以下。
まるで警察に初めて捕まった犯人みたいにヘドロモドロして付き従っている。
命じられればきっと汚れた靴まで食べるだろう。


大関「稀勢の里」が新入幕の「逸ノ城」との立合いに二度も待ったした。
この力士は立合いが汚く待ったばかりだ。そのあげくアッサリ負けてしまった。
ブザマこの上なしであった。私はこの力士が即引退することを望む。
ある立場に立つ人間には最小限のプライドと誇りがなければならない。
私などはずっと底辺で生きて来ているのだが、決してそのことを忘れまいとしている。
金魚のフンには絶対にならないで生きて行く。

「どうしようもねえな」




午後十一時三十分〜午後十二時、NHKNEWS WEBという番組にツイートする人間を誰か知っていますか?

大洪水で人が死んでいるというのに「台風来てほしくないな、明日はバーベキューだし」、アメリカのジャーナリストがイスラム国のテロリストに首を切られたというのに「怖いですね、なんでそんな所に行ったのかな」、日本列島はすっぽり雨雲に覆われています、大雨にご注意をと天気予報士が喋っていると「今日は素敵なネクタイですね」、神戸で行方不明になっていた少女らしき遺体が発見されたというのに「この頃少女がよく狙われてますね」、福島の復興が進んでいないといっていれば「あーもう三年半も経ったんだ」。

どういう人間がこんな情けないことを発進しているのだろうか。
一日も早くこの番組が終了することを願っている。

この番組のあとに、時事公論というNHKの解説委員とか論説委員の在庫一掃セールのような番組がある。
箸にも棒にもかからないことを最もらしく話すのだが、これがまたいよいよ情けないのだ。

錆びたナイフでも人を殺せるが、ここに出て来る連中はこの番組に出る10分間だけでメシを食っているような人間たちだ。ボロボロの竹の刀のようで、歪んあ時代や誤った権力に対してただ問題提起を言い放しで一太刀すら浴びせられず、何ら解決の役に立たない。

そうそこんなツイートがあった、アメリカがシリア空爆を決定、日本に理解をとケリー長官「空爆って戦争?怖いですね」どうしようもねえなと言いながら、いつものグラスに濃い目のウイスキーを注いだ。気合を入れて朝まで企画と原稿書きだ。大きなテロが起きるはずだ。そう思うとペンが進まないのだ。

2014年9月22日月曜日

「祈」






19日早朝東京発→仙台着、私と鉄のアーティストの小谷中清さんとプロデューサーの上原女史の三人。仙台で活躍しているカメラマンの佐藤浩規さんとデザイナーの松田明美さんが迎えに来てくれた。

目的は東日本大震災を風化させない。
不幸にして亡くなった方々の霊を悼む。この国に再びあの地獄絵が起きないことを願い祈る。そのこころを込めてつくったモニュメントの置き場所がやっと決まりそうなのだ。

浅葉克己さんがデザイン化したトンパ文字の「祈」を小谷中清さんが約4メートルの高さの鉄のモニュメントにしてくれた。仙台→上品(じょうぼん)の郷のドライブインでひと休み、仏前用の花がズラリと並んでいた。

一束買って11時過ぎにそこを出発、1230分頃雄勝町に。途中多くの子どもたちが犠牲になった大川小学校へ。北上川が無言でひっそりと流れていた。
この川が巨大な荒海になって小学校を襲ったなんて。
小学校は石のかけらのようになっていた。

雄勝硯は最高級の硯だ。だがその職人さんたちが23人に減ってしまったとか。
プレハブのような工房で雄勝硯の伝統を守る職人さんと語り合う。

近所に唯一あるおそば屋さんで昼食をとる。
店は全て流され、お母さんも流されてしまったとか。どうしてもここでおそば屋をやるんだと決めて、ご夫婦二人で建てた店だ。店の外にある木のテーブルと木の椅子に座る。
目の前はのどかな川の風景だ。

あそこにはずらっと民宿があったんですよ、ホタテを沈めておいてお客さんたちにはそれを引き上げて、その場で焼いてあげていたんです。しかし何もない。
地盤が下がって陸と川が同じ高さになっていた。
私の座っていた横に新しい電柱があった。
なんとその電柱の二倍近い津波が襲ってきたのだ。お母さんの腕を握っていたが離してしまったとご主人はいった。時速100キロ以上の速さの津波、それも20メートル以上の高さ、想像がまったくできない。

2時頃そこを出発して、約束の時間の3時を10分ほど過ぎて目的地の「観音寺」さんへ。
春には見事に咲くという「しだれ桜」と「サルスベリ」小山を切り拓いて木の階段をつくり、児童公園にするとご住職はいった。
檀家の総代の方々が5人、ニコニコ笑って迎えてくれた。
ライオンズクラブの方も来てくれていて温かく迎えてくれた。
そしてNPOの立花貴さんが長靴を履いてニコッと笑ってくれた。

まだ出来たばかりの「わだち」を歩いて登った。
ご住職がここあたりがいいのではと位置を示してくれた。目の前はこれぞ日本の原風景という美しい田畑、稲はすでに黄金色。空には雲ひとつなく青い、樹木と草の心地良い香り、陽が小山の中にいる一人ひとりに柔らかく当たった。
すでに少し赤味がかっていた。「祈」まさにこの穏やかな土地が、このままであってくれることを。来年にはきっと建てる事ができそうだ。118時間日帰りの強行軍だったが東北の方々の人間性に会えてよかった。
あの方々の安らかな日を「祈」。