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2014年9月16日火曜日

「表と裏のないもの」



世の中というのは、表と裏、善と悪、ウソとマコトによって成立している。
人間は誰も表だけでなく、善だけでなく、ウソをつかない人は一人もいない。

1%の大企業だけが景気がいいといい、99%の中・小・零細、個人会社は不景気で怒りの声をあげる。
毎日の生活は増税、増税、値上げ、値上げでやっと政府が大ウソをついて来たことを知り家庭をあずかる主婦たちから、どないなってんのや、え、“責任者を呼んで来い”なんてボヤキ漫才の巨匠だった故「人生幸朗」さんの決めゼリフを思い出した。
主婦を敵に回す政権は必ず壊れていく。

九月十五日敬老の日、国民の四人に一人は65歳以上になった。
これはウソでなくホントの話だ。この日やっぱり君たちは表と裏、裏と表がないんだと再確認した(かつて拙著に書いたから)。君たちとはおでんの種のこと。

敬老の日、食卓には「ザ・おでん」が出た。大根・がんも・ハンペン・コンニャク・シラタキ・チクワブ・チクワ・サツマアゲ・ゆで玉子・お豆腐・牛すじ・ウインナー巻き・イカ巻き・ゴボウ巻き・つみれ・スジ・サトイモそしてバクダン・どれをひっくり返しても裏表がないんだ。これほど真っ正直な料理はない。
みなさんこれからおでんが美味しい季節だからよく見て下さい。

ヤキトリを買って来た。レバー、ボンジリ、カワ、タン、砂肝、ナンコツ。シロ、ハツ、シシトウ、ネギ(イカダ)ギンナン。オッこれも裏表がないではないか。
と、いう訳で敬老の日は真っ正直なごはんを食べたのです。

孫娘がコーヒー味のクッキーを焼いてくれました。
これも表ばかりで裏がありませんでした。小さな秋には、小さなシアワセがいちばんなのです。

さあ、10月30日(木)いま進めている大仕事のオープンだ。
大きな秋を目指してラストスパートをかけるのだ。いずれみなさんにご報告、その時は何卒よろしくお願い申し上げます。裏表なしに心からです。


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