林源十郎商店ホームページより |
絵に描いたような幸せはきっといかなる画家も描けることはできないだろう。
岡山↔京都を二日間かけて行って来た。いい人たちと何人も会えた。
皆夢を語り、明日への希望を語った。
目は澄み切った青空の様であり、全身から爽やかな風を感じた。
猛烈な速さで走る帰りの新幹線からずっと外を見た。
新聞と雑誌を読んでいたら、すっかりいい感じだった気分が悪くなった。
殆ど不快な記事ばかりだった。
窓の外は街から町へ、家、家、家、会社、会社、会社、商店、商店、商店、ビルまたビル。その中に、その下に、不平、不満、不安、不況、不義、不倫、不道徳、不足、不機嫌などが人の数だけある。「不の充満、不のマグマ」が満ち溢れている。
その中で「不法」と「無法」が大手を振っている。
この国はどこへ向かって走っているのだろうか。
毎度うんざりの維新の党が分裂、日本最大の暴力団山口組も分裂するとか、また血で血を流す抗争となるだろう。
自民党は今抗争する熱力もなくやがて来るであろう破裂に向かって進む。
徳川幕府の末期に近い風景画といえるだろう。
「不」のすべての要因は“人事”にあるという。
人事とは人の事、人の心が起こす事、人の欲が起こす事、人の習性が起こす事。
すべての出来事は性格の中にあると哲人はいった。
新幹線はそんなに急がなくてもいいよという速さで走り続けていた。
ずい分と日が短くなっているのを知った。それでも世の中にはいい人はいっぱいいる。
絵に描くことは出来ないが、字では書ける。
幸せを目指して行こう。やるべきこと、できることはやって行こう。
人生は一度しかないのだから。若者は希望に満ちていなければならない。
岡山県倉敷市に「林源十郎商店」というのがある。人間とはかくあるべしということが分かる。それは「薬屋」から始まり、地域の健康と福祉に奉仕した歴史であった。つまりCSR(企業の社会貢献)の原点である。
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