ページ

2018年12月5日水曜日

「『葉もれ日』グランドオープン」

浅草橋3-4-4に「葉れ日」 COFFEE&WOODというお店が12月3日に開店した。 お近くに行った人は是非立ち寄ってください。4年近く私たちと共に仕事をしていた、アートディレクターの山口斗夢という男が、店の主である。あるいは仲間と共同経営かもしれない。昨日開店(グランドオープン)の知らせをもらった。男の決断をスパッとして、日本に脈々と続く職人文化の灯を守る事業を始めた。人間にはいろんな才能がある。一つ事に固執するもよしだが、若いうちは他の分野に色々挑戦するのも、人生の道だ。芥川賞作家花村萬月さんは30数種の職業を転々としたらしい。山口斗夢の「斗」は北斗七星から、夢は正に北斗の夢である。東北地方の出身、夜空北斗七星を見ながら成長したのだろう。温厚にして篤実、長身帽子のよく似合うダンディな男だ。「葉れ日」には木を使ったさまざまな職人が出入りするらしい。これから東京オリンピックや、Wラグビー、また大阪万博も決まった。外人客が4000万人近くになるという。外人さんは職人たちが作った、日本独特の細工物が大好きだ。焦らずにじっくりと取り組んでいけばきっと思いもよらぬ大成功をするだろう。 斗夢ちゃん、妻子を大事にがんばってな、気持ちだけ花を贈った。近々行ってみようと思っている。日本は世界一の森林大国、もっともっと木を大切にし、木のアートや職人芸を見せてほしい。水上勉の名作、越前竹人形の職人芸を見た時は、感動した。手足の指はひんまがっていた。いろんな飾り職人、木工職人、大工さん、庭職人、石細工など、名人、達人に比べると、私の仕事などは未だ甘い。文句を言うより努力を重ねて行けば、きっとビッグチャンスが来る。アイデアは続々と出ているのだが、残念ながら資金がない。チャレンジした「葉れ日」の成功を心から祈っている。“斗夢ちゃん近々行くからな、木の香りを楽しみながら、珈琲をよろしくな。” 東北人は粘り強いからきっと負けない。



0 件のコメント: