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2018年12月6日木曜日

「うしろ姿は他人」

♪〜帰っちゃいやと 言えないわたし 今夜も来るとは 言わないあなた なんでもないよな顔をして 足音だけが遠ざかる ああ、ああ〜 うしろ姿は他人でも 夕べのあなたは あたしの あたしの あたしのもの・・・。この歌知ってますか、「矢吹健」という歌手が歌った「うしろ姿」です。道を外した男と女。夜の女とヤクザな男。尽くす女と、しゃぶり尽くす軟派な男。不倫をする男、あるいはしゃぶり尽くす悪女 何かの本の中の一説に好きな言葉があった。「許してください。今日だけはわたしは悪い女になっています。」そして男と女は道行きに向かう。昨日夜、忘年会のご接待をする店を訪ねて、打ち合わせをするために、夜の銀座を歩いていた。(食べ物屋さんです)今年も残りわずか、銀座の女性たちが一生懸命営業をしていた。Xmasのパーティ週間のためにお客を呼ばねばならない。大変だながんばれよと思いながら、つい矢吹健の歌を口ずさんでいた。矢吹健の「あなたのブルース」もいい。生死は不明だ。演歌やブルースが消えてしまったのはとてもかなしい。派手派手の服、ギンギラギンの宝飾、又は、見栄をバンバン張った和服。きっと今夜も、うしろ姿は他人でものような夜を、何人もこなすのだろう。私は女性には絶対に勝てないと分かっているので、夜の世界はずっと昔に卒業した。オバちゃんバラを五本ちょうだいと言って、花屋さんで赤いバラを買った。夜の銀座はブルースなのだ。ちなみに、夜の女性たちは12月が好きではない。何故なら、お店はXmasのパーティ週間で同伴のノルマが課せられる。自分の好きな男は、妻子らの待つ家に帰ってしまう。♪〜うしろ姿は他人でも夕べのあなたはあたしのものなのだ。



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