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2020年5月25日月曜日

第67話「私は反対」

私は「反対」である。私反対は早急に自粛要請を解除することに反対する。何故ならば“生命をとるか、経済をとるか”との二者択一の問題に、それは当然“人の命”だろうとなった。その道を選んだ以上、例え他国が解除したと言っても急いで真似することはない。私反対はすでにあらゆる場面を想定している。私反対などの業界が元に戻ることはない。ほぼアウトだと思っていた、英国のジョンソン首相が、本人の言う通り“もうダメ”だと思ったほど、新型コロナウイルスの感染力は強い。私反対がお世話になっているさまざまな会社や、お店は一大事となっている。年が明けわずか二、三ヶ月で世の中は一変してしまった。みんなこうなったら、腹を決めねばと思っている。私反対が、反対するのは国も都も、経済界や医師会も、専門家たちも信用できないからだ。現場でがんばってくれている、医師の方々や看護師さんや介護士さんには、心から感謝し尊敬をする。分母(検査数)を出さないで分子(感染者数)だけ発表しても、全く信用できない。100年に一度の世界的パンデミックだというのに、二、三ヶ月で解除して本当に大丈夫なのだろうか。昨日夜九時〜十時五分まで、NHKスペシャルを見たのだが、コロンビア大学教授の伊藤隆敏なんかの分析は、高校生でも話せる位の内容でしかない。NHKは政府の御用機関でもあるから、ゲストを選ぶ人間は都合のいい人でしかない。他に海外のノーベル賞経済学者とか、元アメリカの財務長官とか、700兆円のファンドマネーを動かす投資会社の人間が、コロナ以降の経済とか景気の話をしていたが、いずれも一部の富裕層とか、内部留保をしこたま持っている大企業が相手の話だ。日本の99.5%位は中・小・零細企業や、村や町や街の中のお店なのだ。これからは持続性のある経営をしなければ、などと言っているが、そんなことはできれば何の苦悩もないんだ。ブルジョア学者よと言いたい。今、そして短・中・長期をどうするのかを目線を下げて、ちゃんと学問的に話せよと言いたい。三菱総研だかの女性がいちばんマトモなことを言っていた。(楽観できないと)伊藤隆敏なんかは歴代内閣の相談役みたいのもやって来た学者で、日本を世界一の借金国にした。つまり持続的なことを政府に教えずに、時の政府のご都合主義に合わせて来たのだ。国民一人ひとりに850万円近い借金を背負せた人間の一人なのだ。お気軽論でボーとしてんじゃないよ! と言いたい。私反対にとっては若いスタッフの人は、人さまの子の命。それを授かっているのだから、何より命が最優先なのだ。NHKが新型コロナウイルスとは“何物”かもはっきり分かっていないのに。「ウィズコロナ」なんて言っている。ウィズするには、その相手が分かってないと、ウィズの仕方もファジーなのだ。例えが悪いが結婚しても一緒に暮らす相手をずっと知らずにいるようなものだ。世の中みんな、みんな、みんな苦悩し、泣いているんだから、もっと100年に一度に対する真剣さを見せてほしい。NHKには政府代表で西村康稔コロナ担当経済再生相が出演していたが、中学生レベルの話しかできないことに、泣けてしまった。都知事選にホリエモンこと堀江貴文が98%出馬か(?)と書いてあったが、出馬したら小池百合子はきっと勝てないだろう。何故なら。政界渡り鳥より、刑務所でクサイメシを食った人間の方に、無党派は一票を投じるだろう。私反対は“急いては事を仕損じる”の教えを守る。たとえ地獄になろうとも、人さまの子の命は守らねばならない。富裕層には預金供出令を。大企業には増税を。無駄な公共事業は中止、当然オリンピックも。国会議員は大幅に減員。そのお金を教育関係に。中・小・零細企業や、フリーター、いろんなお店には減税と、給付金をいち早く。私反対のところに政府のマスクも、給付金の申請書も来ない。が、固定資産税を納付せよはまたちゃんと来た。日本には感染学者の専門家は、白鴎大学の岡田晴恵教授しかいないのか(?) もう見飽きてしまった。100年に一度には、100年に一度に対応できる対制を願いたい。第二波、第三波はどんなことになるのだろうか、安倍内閣の支持率が27%台(毎日新聞調べ)になった。今からでも遅くない、最後の一仕事と思い、キャリア豊富な人間を結集してほしい。そして、もう少しはましな学者たちを呼んでほしい。少なくても大学生レベルの話ができる人だ。もっと在野から人材を集めてほしい。(色つきでない直言屋士)私反対は今月末まで、座敷牢生活をつづける。格言「教式で計れないのが感情だ」早朝まで今村昌平監督の「にっぽん昆虫記」を久々に見た。もの凄い作品だ。日本の女性は強くてたくましい。(文中敬称略)


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