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シラスコロッケ、シラス丼、シラスマン(肉まん風)、シラス揚げ(さつま揚げ風)、とれたてシラス、釜ゆでシラス、シラス盛り放題定食、江ノ島は火山も無いのにシラス大地(?)だ。
十一月二十四日(日)快晴、訳あって江ノ島神社に行った。
小田急線江ノ島駅から橋まで人、人、人、橋の上から江ノ島まで人、人、人、橋から神社まで人、人、人、富士山はぼんやり灰色だった。
海の上には洞穴巡りの船、釣り船が遠くにチラホラ、ホラホラ。
ヨットが気持ちよさそうに海の上をセーリング、友人が出ているかもなと思いつつ橋の上を歩く。風を受けウィンドサーフィンを楽しむ人、あーこの国は平和(?)なのだなと思ったりもする。
観光地を生かすも殺すもお天気次第。
この日はすこぶるつきの観光日和で、お土産屋さんや食堂やまんじゅう屋さん、おかき屋さん、ソフトクリーム屋さん、海老せんべい屋さん、何でも1000円ショップなどは大賑わいであった。神社までのゆるい坂道は殆ど満員電車であった。
イカ焼き、ハマグリ焼き、タコ焼き、トウモロコシ焼き、貝の串焼き、サザエのツボ焼きなどお醤油の焼き焼きのいい香りが元気よく鼻の穴に入って来た。
顔が隠れてしまうほど大きな海老せんをかじって歩く若い娘さん、バリバリしていると段々と顔が見えて来る。
アレッ、確かあった射的屋がいつの間にか和装小物に様変わりしているではないか。
それにしても地引網にあんまり入っていないシラスがなんでこんなにあるんだろうと疑問に思う。
湘南シラスが売りのこの地に本当に湘南シラスがこれだけいるのかい(?)
近頃何もかもが偽装とか、誤表示と続々と「お白州」の場に出されている。
あのイカも、あの貝も、あのサザエも、怪しいな、長い歴史を誇る店がある。
そこの太った三代目だか、四代目だかがラムネの栓をボッシュと抜いていた。
橋の上にズラリと並んでいた屋台のおでん屋さんが何とか条例で消えてしまった。
江ノ島の文化だったのに。富士山を見ながら波の音を聞く、サザエのツボ焼きを食しながら冷えたビールをグビィプハァーと飲む。次に大根、チクワブ、はんぺん、つみれと進む。そんな楽しみがもう無い。
目的のものを手にし、今日みたいな平和(?)な日が続くといいなと駅に向かった。
「病気平癒御守」二つ、今年この御守を頂きに来た日は確か三度目だったかなあと思った。アジの干物のいいのを出している店で何故か買うかと思ったが「御守」が魚臭くなるといけないと思い止めた。人気のホットケーキ屋には人、人、人が並んでいた。
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