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何のために一生懸命働いてきたか。
酒量が減った現在はさておいて、若い頃は死ぬ程働いて死ぬ程酒を飲んだ。
正直何度も死にそうになった。
ガード下のヤキトリ屋、道路脇の屋台のおでん屋、居酒屋からスナックバー、ミラーボールの回るキャバレー、小料理屋から会員制のBAR、お寿司屋さんから大箱のクラブへ。働いた分稼ぎも増え、飲む場所も一段一段格上げになっていった。
オイ!杯一(パイイチ)行くかとなれば、ヨシ!早く仕事をやっつけて行くべしと頑張った。先輩から声を掛けられたら断る事はなかった。
また後輩にオイ!行くぞ今夜はとなれば、待ってましたとなって銀座→赤坂→六本木が決まりだった。神宮のプール一杯分は飲んだかもしれない(?)
「酒は学校」だと思っていたから人間を知るためにはお酒の力は欠かせない。
さて、昨今はといえば、上司とは飲みたくない(分かる気がする、どうせワンパターンの自慢話と昔話し、私も十分反省してます)、先輩とも飲みたくない。
出来れば友人、同僚とだって飲みたくないという若者が増えている。
誰と飲むかとの調査に対し、一人でが40%、友人35%、同僚20%を超えて第一位。
取引先とはわずか2%。元々飲まないが何と28%。
飲む人の酒量も25%が以前より減ったと数字は語る。
主に何処で飲むかと言えば、自宅が70%、居酒屋飲食店が27%であった。
宴会や飲み会は45%減ったとある。やはり私が思っていた通りの数字だった。
若者は少しでも自分の時間がほしい(よく分かる)、少しでも早く家に帰ってメールやラインやフェイスブックに精を出し、インターネットのスケベ画像相手に自家発電に励みたい(?)。20代男子の70%近くに恋人がいない。
60%近くが童貞だというではないか。
なんだなんだ若者よ、お酒を飲まなきゃいかんぜよだ。
女性を好きにならねばあかんぜよだ。恋愛は面倒臭いなんて悲しい事を言わないでチョーダイだ。
そういえば銀座、赤坂のBARに若者の姿は殆どない、オッサンみたいな立ち飲み屋がブーム中。25日の給料日、頂いた給料をそっくり一晩で使ってしまう、そんな見所のある若者が居ないのはこの国の将来のためにマズイと思う。
給料の前借りをする若者がいないのもツマンナイと思う。
目一杯頑張ってあの店の、あの娘に会いたい。そんな正直な気持ちが活力を生むのだから。
何!飲む金が勿体ないだと。何!お前の話はもう飽きただと。
分かった、分かった。だったらせめて友達と恋愛論に花を咲かせてくれや。
少し位なら飲み代出すからね。
そんな事よりまた、また、またダイオウイカが生け捕りされた。
幻のイカがフツーのイカちゃんになって来た。
海底で何が起きているのか、不気味ではないか。
イカ刺しを肴に酒を飲んでいる場合じゃないかもな。
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