昨日深夜帰宅。午前二時NHKをつける。トランプの半年ぶりの記者会見を見る。
その前にオバマ大統領51分間の最後の演説ダイジェストを見ておいた。
立て板に水の如し、民主主義の大切さを話していた。
さてトランプだが57分間の記者会見はもうサイテーであった。
前代未聞、弁護士まで出した。自分の企業経営と大統領職との関係についてを説明させるために。息子たちに経営させるから法は犯さないと。メディアとの対立を鮮明にした。
日本のメディアと違ってアメリカのメディアは徹底的に攻めまくる。
ロシアと握っているのでは(?)
プーチンと共に反ヒラリー・クリントンのハッキングやったのではと、トランプは口を乾かし、目は泳ぎ、声を荒げた。
アメリカの終わりの始まりの記者会見であった。
日本とメキシコはやっつけるみたいなことを強調した。
つまりトランプ次期大統領は、親ロシア、反日、反メキシコ、反中国を鮮明にした。
次から次にロシアからのハッキングに関してメディアの集中砲火的質問を浴びせられると、会見を終えて消えた。
NHKのニューヨーク支局、日本の解説委員はまるでお通夜のようになっていた。
例えて言うなら、医師免許を持ってない人に大手術をされるとか、司法試験に受かってもない人に命を託すとか、フグの調理師免許を持っていない人の捌いたフグをバクバクたべさせられる、そんな不安を抱える状況になっていた。
トランプがいろんな疑惑を持っていることをアメリカのメディアは追う。
ニクソンと同じ途中退場になるのでは(?)
アメリカから民主主義、移民主義、アメリカンドリームを奪ったら、原住民であったインディアンを殺しまくった騎兵隊国家だ。
もっともその象徴であるカスター将軍隊はインディアンに皆殺しにされた。
さあ、さあ、どうする日本国は。トランプは買いか、売りか、じっと自滅を待つか。
こんなことを2日続けて書きたくはないが、やはり今後の我々に大いに影響する。
何しろ政治経験のまったくない人間が、世界一の強国のリーダーになるのだから、無関心ではいられない。それにしてもオバマという政治家の演説は天才的だ。
オバマがスリーカードなら、トランプはダイヤのワンペアだ。
あ~嫌だ嫌だと思ったのは午前三時であった。
トランプカードのダイヤは“お金”のこと。
トランプの頭の中はそのことしかないのだろう。(文中敬称略)
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