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2018年7月13日金曜日

「カジノは・・・」

大雨、大水害で気分は沈没する。ズルイ話、イケナイ話、看護師のコワイ話、セコイ話は山ほどあり、太っ腹の話は、ナイナイづくし。銀座は猛暑の中、まるで中華人民共和国状態。いろんなアジア人の中を、スイマセン通らせてとニッポン人。ギャンブル中毒症防止法などという珍妙な法案が出るアホな話、立てばパチンコ、座ればマージャン、歩く姿は馬券買いと言われた。ギャンブル中毒と大麻、マリファナ、シャブ中は死ぬほどの決意がないと治らない。カジノにひと度入り浸り始めたら、死ぬほど好きな女を売り飛ばしてでもカジノに通う。私は10代で競輪、競馬、競艇、花札、ドボン、チンチロリン、マージャン、パチンコ、スマートボール、ラッキーボール、クルマのナンバーまで金をかけた。いろんな博打場に行った。著名人、有名人、芸能人全般、スポーツ選手全般。その恋人、愛人、金ヅルのオバサン&オジサン。毎夜そんな場で、人間の沈む姿を、本にしたら何冊分も書けるほど見てきた。鉄の意志を持った私(?)は、19歳でマージャン以外スッパリ止めた。マージャンはしばらくやったが、仕事が少し増えてきた頃からやる時間がなくなった。博打場では本当に、自分の女を金のかわりにする男はいくらでもいた。売られた女はアッチコッチに売られて行ったり、金貸しに抱かれて自ら命を絶った。タイやフィリピン、甲府の穴切りとか、吉原に沈んでいった。その数、数知れず。まず浮かび上がることはない。カジノとは金を溶かす場である。 シロウトが勝つことは最終的にない。勝てば“ハイダシ”と言って若い衆が誘いに来る。つまり勝った分をハイ出すまで誘いに来る。どこまでも、いつまでも。14、15、16、17、18と徹底的にまい日バクチをしたおかげで(?)20歳前に全て飽きてしまった。全然メンドクサクなってしまった。他にもっと好きなことができたからだ。それがデザインだった。トータルで見ると私はバクチで損は全然していない。むしろそれで食べていた。借金がないからスパッと止められた。(相当のヒトに迷惑はかけた)バクチの世界では、金がスッテンテンになることを、“ハイナシ”と言う。カジノが日本に生まれると、“ハイナシ”の人間がワンサカと出るだろう。ひとつウレシイ話があった。何故か信濃毎日新聞に大きく出ていた。 我が街茅ヶ崎の「服部桜」が2勝目をあげた。通算2勝111敗1休。2勝目をあげた事は、朝8時半過ぎであったという。次は勝ち越しを目指すと語っている。身長176センチ、体重80 キロ 19歳である。私はこういう若者が大好きである。両目が開いた(2勝した)しっかり先を見ていつかは大関、横綱だ。カジノにはいいことがある。世界中の男のいいファッション、女性のいいファッションに出会えることだ。決して“モーケ”ようと思わないで楽しむには映画みたいでいい。「007カジノロワイヤル」だな。 カジノに通い続けると最終的には2勝111敗位で終わる。


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