7月15日(日)午後1時半、試合開始、場所は保土ヶ谷34サーティ フォースタジアム、夏の高校野球県大会2回戦、横浜商業対横浜隼人。スタジアムは超満員で外野の芝生のところまで解放していた。猛暑。アタマクラクラ、顔面はトリのカラアゲ状態になった。アツアツのパリパリ。試合はホームランが2本も出て、点を取って取られてのシーソーゲーム。そして私が応援するY校こと横浜商業が9対6で逆転勝ちした。試合時間3時間余り(フツーは2時間位)黒い学ランを着た応援団、女子ブラスバンド、キリンのストロング缶、タカラの缶チューハイ、サントリーのウイスキーハイボール缶等を飲んで熱狂的に応援する老人 OB たち、俺東京の信用金庫に就職決まったのと、言いながら大声援の OB たち。少年たちはグランドに礼をし、相手チーム、そして応援団に礼をする。猛暑の中少年たちは輝いていた。そのグラウンドの隣には軟式グラウンド、元少年野球男児たち(オジサンたち)の草野球の試合、と言ってもみんないい体をして、凄い球を投げ、そしてすごい打球を打つ。体も大きい。きっと野球青年だったのだ。2回戦に勝っただけだが、まるで優勝したみたいな大騒ぎだった。スポーツはいい。午後12時キックオフでサッカー W杯 、クロアチア VS フランスだ。私は断然クロアチアを応援する。人口わずか400万人の国(もとユーゴスラビア)私はモドリッチという身長174 cm 位の選手が大好きなのだ。サッカーの試合では、よく献身的という言葉が出る。又、選手は国の誇りをかけて戦うという。残念ながらこのW 杯で一番サイテーだったのが日本だ。負けているチームが逃げ回るという、今回のW 杯の全64試合の中でサイテーの試合を歴史に残した。国の恥であった。W 杯の MVP (最高の選手)は敗者の国の代表選手モドリッチであった。クロアチアは延長戦を多くして、他のチームより一試合分多く戦い、しかも優勝したフランスより1日休みが少ない。だが小さなモドリッチは疲労がありありだったが、冷静沈着でありつづけた。 MVP はフツーは優勝チームから選ばれるが、 FIFA はモドリッチを選び出した。優勝するまでに1ヶ月で7試合勝たねばならない。日本は優勝を目指すのでなく、いつまでもNO.16を目指すという情けないチームであった。各国が言う誇りもなく、 傷だらけでも出場して一緒に戦う献身性の欠片もない。勝つためにやるのが試合だ。 プロとしての在り方を改めてW杯に出場した一流のプロたちに教わった。勝者に迫った、敗者たちに栄光あれだ。
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