昨夜もう何度目かになる、ジョージ・ オーウェルの「1984」を見た。国全体がまるで新興宗教のように洗脳され、すべてが監視され、管理される。当然三権分立はない。法という法は支配される。電気、ガスは勿論SEXからチョコレートの配給まで管理される。日本国は現在このような国にひたひたと向かっている。これでいいのかと深夜ペヤングソース焼きそばを食べながら思う。今年2回目だが時として魔物のように旨いと思う。体全体が疲れたと表現する症状が出て来ているが、あとひと踏ん張りだ。時間ができたら北に旅したいと思っている。「1984」には、公開処刑のシーンが何度か出る。民衆は大声をあげ、拍手してそれを楽しむ。民衆はいつでも“観衆”である。「魯迅」はそう書いていた。
400字のリングは8月22日まで休筆します。アチコチ行って、いろんな人を撮影します。偉い人、才人、カリスマ、名人、各界のプロフェッショナルたち。10日から21日まで撮り続け、取材をする。猛暑が続きます。十分に水分を補給してください。お盆休みはしっかりとって、天才中野裕之監督の映画をぜひ親子で観てください。ニッポンは、本当に泣きたいほど美しい国なのです。秋になったらいよいよ来年のカンヌ国際映画祭グランプリを目指します。狙いは当然グランプリ。「夏の夜の夢」で終わるかも。では、又。
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