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2019年10月28日月曜日

「感動に、ヨーイドン」

少しばかり長いのでご容赦を。10月26日土曜日、いろいろ感動した。薄雲り、時々晴れ間があった。小三の男の子(孫)の運動会の応援に、昼に行く。お弁当タイム。午後3番目の種目80メートル徒競走を応援するのが目的(あとはソーラン節やダンスなので)、昨年は確か50メートル徒競走で、6人中5着だった。走り方が萩本欽一さんのようだった(キンチャン走り)。野球を始めたので今年は少し走り方が良くなっているはずだ。昼のお弁当は体育館の中であった。ギッシリ、ビッシリ人、人、人が弁当箱のごはんのように詰まっていた。私と同じ年代、つまりオジイちゃん、オバアちゃんが圧倒的に多い。みんな、それぞれ工夫のお弁当を食べていた。私の大好きな風景だ。老人大国になっているのをまじまじと感じた。ヨーイドンのピストルの号砲、孫はメガネをかけ一生懸命走った。ガンバレ! ガンバレ。昨年より少し速くなっていた。ウァ〜惜しい。もうちょっとで3着だった(私は3着だと思った)。が、残念ながら6人中4着。でも昨年よりは速かった。「ボク4着だったよ」と言って孫が来た。とても感動をした。それは子どもたちの一生懸命の姿に。大人になっていろんな人生を進み成功する者、あるいは失敗して人を殺したり、殺されたり、人を欺したり、欺されたり、大先生になったり、アル中になったり、親分になったり、子分で終わったりと、人の数だけ人生がある。どんな人間も小学校3年生の頃は、一生懸命ゴールに向かった。先生を信じて疑わず、指示通りに動いていたはずだ。新しい機器に変えにJ-COMの工事が来るので、午後1時半頃に家に戻った。2時からは鍼灸の達人がメンテナンスに来てくれる。サバイバルゲームの私たちの業界で、この3週間いろんな人に会いつづけ、心身ともに42.195キロを走ったあとのようであった。私から夢を取ったら、ただの迷惑者粗大ゴミである。それゆえ、私は夢を追う。達人のメンテナンスを受けながら、テレビでタイガー・ウッズのゴルフを見る。そこにJ-COMの工事の人二人。マットの上で裸になっている私を見て、オッヨヨとなる。「いいですか」といえば、「いいよ」と応える。狭いところで傷だらけの裸体の男、オレンジ色のポロシャツを着た鍼を打つ達人。黒い作業服の若い男二人。かなり異様なシーンであったろう。雨で無観客となったゴルフのトーナメントは、気の抜けたビールみたいというか、インポになったチンポみたいに、かなり活気がない。しかしさすが世界のトッププロは、一打一打プロのショットを見せる。大好きなタイガー・ウッズが首位を守り、その姿に感動する。本来なら多くの観客がコースにいて、タイガーのプレイに大興奮したであろう。手術、手術、大手術からカムバックした43歳のタイガーに感動する。ナイキのマークはやっぱり、タイガーがいちばん似合う。その後、テレビをNHKへ。イングランド VS ニュージーランド、準決勝に感動する。王者ニュージーランドに猛然とタックルをする、イングランドの男たち。日本を強くした、エディー・ジョーンズ、ヘッドコーチはやはり凄い指導者だった。強いものを倒すには、守りの強化しかないと、超、超、超猛練習をして、オールブラックスこと、ニュージーランドの三連覇の夢を砕く。そのひたむきさに感動する。その後映画を2本見て、夜11時NHK「SONGS」を見る。私がその歌声、そのステージスタイル、そのファッションセンスに、いちばん印をつけている「安全地帯」の「玉置浩二」が出演している(番組表でチェックしておいた)。あえて20年ぐらい前の歌を4曲熱唱。白髪のロングヘアー。いつものロングジャケット。中に白いシャツを外して柄のシャツの重ね着、ボタンを3つ外してVゾーンをつくり、ベストを着てバッチリのファッション、そしてロングブーツ。この男のセンスは抜群だ。いつ見てもステキだと感動した。箱根駅伝予選会のニュースをNTVで。つくば市である仕事のお手伝いをさせてもらっているので、筑波大学に注目していた。予選会はわずか1秒にドラマがある。オッオッオー! 筑波大学が26年ぶりに箱根駅伝へ。最下位で通過したかつて駅伝の王様だった中央大学(6連覇している)26秒差で涙を飲んだのだが、「麗澤大学」だった。泣き崩れている若者たちの姿に感動した。スポーツは1秒が生死のドラマを生む。「一生懸命一秒」。そんなコピーを思い出した。まい日ヒマつぶしみたいに生きていては、一度の人生を与えてくれたお天とう様に申し訳ない。27日の日曜日は、午後12時から大尊敬する山形県鶴岡市出身の「麻生哲郎画伯」の画集ができあがり、六本木でパーティ、ご招待を受け出席する。
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