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2015年7月3日金曜日

「一生けんめい一秒」




何故新聞は大きく記事にしない、国民の62%以上が生活が苦しくなったという発表を。
何故新聞は大きく記事にしない、実質賃金が27ヶ月連続マイナスになった発表を。
何故新聞は記事にしない、銀座も赤坂も不景気風が吹いていることを。
何故新聞は書かない、個人タクシーの運転手さんが毎月の組合費6万円が払えず個人をやめて会社に入りなおしていることを。
何故新聞は書かない、お金持ちだけがジャンジャンお金を増やして更に増やそうとしていることを。

何故か新聞はこの大きなムーブメントを小さくしか扱わない。
それは戦争法案反対のデモが大きく広がっていること。若者たちが立ち上がっている事。二万人、三万人のデモの写真は大きく掲載しない。

むかしからA新聞はインテリ、B新聞はヤクザ、C新聞はノンポリ、D新聞は右翼といわれてきた。さてお分かりでしょうか(?)私は若者に期待するのだ。
国は若者の力で変わって行くことを。
彼らはこの国の未来を決して諦めず希望を持っていることを。

議論せよ、口角泡を飛ばせよと思う。
50代以上の女性たちが明日に向かって輝きを増しているのに、50代、60代、70代の男たちはすっかり諦め切っているのが多い。

近々どーんと株は下がる、近々どーんと内閣の支持率は下がる、近々世界はどーんとなる。何がどーんとなのかはそれぞれが考えねばならない。
50代、60代、70代の生きた知恵と経験が必要となるだろう。

心を広くし勇気を持って若者たちと接しなければならない。
彼らは手強いが、新鮮で斬新でユニークだ。学ぶことが山ほどある。
何故か新聞には若者たちが夢も希望も持っていない記事しかかない。

80代と10代とがセッションしたら素敵なJAZZが生まれるだろう。
70代と20代がセッションしたら素敵なファッションが生まれるだろう。
60代と30代がセッションしたら素敵な映画が生まれだろう。
50代なんて100歳の半分でしかない。

私は誰もやらなかったことをプロデュースする。
新しくなければアイデアではない。毎日同じ人間と同じ話をするほど無駄な時間はない。真のクリエイティブとは危険を求めることだ。

ほとんどが失敗に終わるが、なんちゃって一丁前のことを考えながら昨日は、茅ヶ崎↔橋本↔八王子↔立川↔昭島と往復した。ガッタンゴットン電車に揺れながら。
ある店のあるディスプレイを見るために。

頭が悪いのでアイデアは足で考えるのが私のモットーだ。
この頃の新聞記者は足で取材せず、もっぱらパソコンで取材するらしい。
「一生けんめい一秒」こんな名コピーを書いた人がいる。SEIKOの広告であった。

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