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2015年7月8日水曜日

「逃げた建築家」




私はスポーツ観戦は何でも好きである。
特にといえばボクシングと野球だ。サッカーも好きだしラグビーも好きだ。
早明戦は毎年楽しみである。
私は展開型の早稲田ファンで、愚妻は突進型の明治のファンである。

ラグビーは英国が発祥の地でスポーツマンシップの代表である。
勝負が決まった後はノーサイドといって終わる。

シンキロウとかサメの脳みそといわれている元総理大臣、森喜朗は早稲田のラグビー部出身という。どれほどの選手だったかは定かでない。
ラグビーに対する愛情が深いのはいいが度を過ぎてはいけない。
顔色を見るとかなり黄疸が出ている。
それ故先を急ぎ、自分の足跡を遺そうとオリンピック組織委員長の権限をそこまでやるかと振りかざしている。

かなり痩せたとはいえ体はでかく、根性なしの委員たちでは束になっても敵わない。
なんの役にも立たなかったが総理大臣を少しだけやった。
星の数よりも年古(ネンコ)の数というのは旧日本陸軍である。
国会議員は年古ならぬ当選回数が物をいう。確か13回位当選していた。
それ故政治的発言力はある。

が、これほどまでにスポーツマンシップのない人間とは思わなかった。
ラガーマン失格である。オリンピックまでは生きていないので、大好きなラグビーのW杯までにはいくら金がかかっても間に合わせろ。3000億、4000億なんて大した額じゃない、2520億は妥当だという(自分が金を出すわけじゃないから)。
日本の公共事業は一度走りだしたら政権が変わるまで決して止まらない。

昨日の有識者会議(といっても無定見者ばかり)に新国立競技場建設のコンペの審査委員である建築家、安藤忠雄は欠席した(正しくはフケた→トンコした→逃げた)、つまり敵前逃亡である。
一人だけ抵抗している舛添要一がやけに根性者に見えてしまうではないか。
森喜朗は1000兆円以上の借金がある世界一の借金国の大きなハレモノ→オデキ→癌となっている。よく見ると目に輝きがはなく、肌には生気なく、お迎えが来ているのがハッキリ見える。ラグビーを汚してほしくない。

今からでも間に合うから声を大にしてラグビーW杯は身の丈に合った所で開催しよう。
新国立競技場は日本人建築家の提案にしよう。イラクの建築家には私の体を差し出すから(?)といえば後世にその名が刻み込まれ永遠にラガーマンのシンボルとなるだろう。
ラグビーは自己犠牲のスポーツでもある。
また、日本の建築界にもその名を残すだろう。

生き恥を描き、死んで莫大な借金を残すか、生ある内にその名を伝説として残すかだ。
正しい判断力のない一人のラグビー好きの老人に誰も意見がいえないこの国を悲しむのだ。逃げを打った安藤忠雄は何もかも失った。
大阪住吉の住宅づくりからやり直しだ(それで名を売ったから)。(文中敬称略)

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