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2019年7月30日火曜日

「寝苦しき夜」

いきなり猛暑となり、私は睡眠難民となっている。いつも寝ている場所は、四畳間ぐらいである。一台のクーラーがあるのだが、かなりクーラーは高齢化して、湿度調整が不調となる。冷房27度か28度にすると、突然うなり声をあげて24度ぐらいまで下がる。何だこりゃと一度切る。と部屋の中はムシムシ状態となる。それじゃドライにするかと、ドライ+1、ドライ2とかを設定すると、やはり奇妙な音を発して、ドライ−1、2ぐらいになる。これがまた寒い。チキショウどうなってんだと思い、ついに枕を持って部屋を出て、家の中のスキ間を探すのだ。クーラーはもう30年以上使い、2度の転居を経験している。最新型の人工知能AIなどは装備していない。先夜はポタポタと水滴が落ちて、下に置いてあった水彩画の額縁の中に入り、絵をダメにしてしまった。時代おくれのイカレたクーラーは、まったく私自身のようであるなと思っている。ダイキンを呼んで相談したら、「もう限界です」と言われた。今度水滴がボタボタ状態になったら、最後の1台もオシマイとのことであった。オリンピック・パラリンピックを開催する国の国会内が、障害者の方々に対しての方策を、まったく考えていなかったことが分かった。エスカレーター、エレベーター、トイレ(多目的)サポート対策、何もかもが、健常者であることを前提としている。慣例第一主義の国会は男子優先であった。市川房枝さんが議員になった頃は、女子トイレがなかった。土井たか子さんが議長になった頃は、トイレが遠く走って行ったという。テレビの報道番組は急に人権的、ヒューマニストになり、特集を組んでしたり顔で、障害者の方々に同情の言葉と、国の怠慢を言う。国会内の支配者である国会議員は見た目は健常者であるが、脳内や性格が健常であるかは、大いに疑問である。「N国」や「れいわ新選組」が生まれた。今、「吉本から芸人を守る党」とか「ウナギの稚魚を守る党」とか「おかあちゃんから夫を守る党」などなどが声を大にしたら、一議席200万票はとれるだろう。SNSの時代は多党化の時代となる。「不眠解消党」が生まれたら、私は一票を投じてしまうかも知れない。

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