西武多摩川線 |
若かりし頃西武グループの隅っこにいた時がある。
西武ホールディングスが米国のハゲタカファンドに
TOB(株式公開買付け)を仕掛けられている。
この事は私にとって何も問題はないのだが、ハゲタカファンドの
サーベラス・キャピタル・マネジメント(サーベラス:地獄の番犬の意)の不採算部門の整理検討リスト項目の中に西武多摩川線があった。これは困る。
何故なら私の父と母のお墓が多磨霊園にあるからだ。
中央線で東京→武蔵境へ。ここで西武多摩川線に乗り換える。
武蔵境→新小金井→多磨→白糸台→競艇場前→是政までが西武多摩川線だ。
単線である。かつては二両編成であったが現在は四両編成だ。
お彼岸、お盆、命日とお墓に参る大切な足なのだ。
クルマを運転しない私にとって西武多摩川線は、父と母に日頃の反省をするため、また家族や会社の人間の安寧をお願いする命綱といえる路線なのだ。
なんとしても地獄の番犬たちに訴えてほしい。
沢山のお墓参りする人のためにも。
そうでないと数万、数十万、その家族一族が数百万、数千万人が化けて出てきて、奈落の底へ落とすだろう。
「サーベラス」はギリシャ神話に出てくる「地獄の番犬ケルベロス」の英語読みだという。
日本法人の社員は一人だけ。こんなケースがどんどん出て、さらにTPPでさまざま市場開放が要求される。中でもISDSの導入は米国の最大の狙いだ。海外企業が投資先の国の政策変更で被害を受けたら投資先の国に賠償を求める事ができる仕組みだ。訴訟大国米国に訴訟後進国日本は勝つ見込みはゼロに近い。莫大な賠償金をモギ取られるだろう。何しろ弁護士の数が桁違いに米国は多いのだから。安倍晋三は永田町で有名な経済オンチ。この国の経済の事、なにがどうなったって知らないよだ。参議院選挙まで憲法の改正の牙を隠し、過半数をとってから一気に本性を現す。そして自衛隊を国防軍へ、徴兵制度へ。もしかして核武装へ一気に突き進むだろう。悪魔はやさしい顔をしているという。
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