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2019年6月11日火曜日

「奇跡を生む江戸川病院」

昨日午後6時、外は雨がザーザー降り、横風強し、銀座アスター本店で、高校1年のときの同級生2人と、フィジーで語学学校など他方面で活動中の奇跡の人、タニグチ・ヒロシ氏と会う。同級生の一人は元日本テレビのプロデューサー、現在全国の銭湯を巡ったり、落語会を運営したり、各種ボランティア活動、包丁研ぎなど、イロイロなことをしている。野球部出身の硬骨漢の代表、正義感の塊の男。一人はずーっと官邸専属の写真を撮るカメラマン。国会内や官邸内のニュースを記録する。正義感の塊の男。昨日の会食の目的は、顔合わせ。現在、癌を克服中の人、フィジーを代表する日本人の誇り(今はフィジー国籍)すでに2万人を卒業させている。1972年福井県生、2015年にステージⅣの末期癌(B細胞型、濃濾胞性リンパ腫)と言われながら、奇跡的な治療を受けて元気満タン。私の目の前でビールをジョッキ3杯、スブタ、ジャージャーメン、五目ヤキソバなど4人でシェアしたものを、「おいしい、おいしい」とペロリと食べた。慶応病院から江戸川病院に転院、現在水泳の池江選手の治療もしている。名は明星智洋先生と言った。その天才医師のおかげで命を失わずにすんだ。強烈な抗癌剤の副作用で、スキンヘッドになったが、昨日は髪の毛フサフサ。体もガッチリとしていた。やはり1ヶ所だけの病院だけで重病は判断しないほうがいい。江戸川病院の天才医師は、白血病分野の治療では、世界的に有名だと言った。きっと池江選手も治るだろう。ガンバレだ。留学生を増やしてフィジーを語学の島にして成田空港や羽田の人手不足を補う。すでに日本を代表する大企業数社とつき合いをはじめている。フィジーで上場も果たした。凄い精神力に敬意を表した。「とにかく副作用が酷かった」と言った。しかし夢は壮大であった。一度死を覚悟した人間は、強くてやさしい。そして広大な青空のような夢を追っている。ジーンズに和柄のアロハ(今年気に入ったのを2着見つけた。アロハはなかなかいいのがない)友人から「きっとチョイ悪に見えるよ」と言われていたのだろう。会って第一声は「見た目極悪ですね」と言って笑った。話は楽しく弾んで7月中旬まで日本にいるというので、ぜひまた会いましょうとなった。9時のラストオーダーまで、政治、経済、語学、映画、水やカレー、留学生の話などとても有意義であった。フィジーはイギリスの支配下にあったので、正統イングリッシュ、興味があったのは、ミネラルウォーターの質が世界で1位2位を争うほど良質で美肌によく、病気にいいということだった。それとインド人が多く、カレーの味は抜群であるということであった。タニグチ・ヒロシ氏はまだ40歳代と若い。成功のために私にできることは何でもするよと握手して別れた。フィジーで上場を果たしているから、日本でもきっと上場させるだろう。強い癌は強い人を育てた。五体満足で検査結果の数値ばかり気にしながら生きている人間とはモノが違った。「天国に一番近い島」フィジーは、人口約85万人、四国ほどの共和国。軍政だが、軍用ヘリコプターは1機しかないのだと。久々にいい男だった。日本での成功を祈る。「癌はもう大丈夫です」と言った。「フィジーのミネラルウォーターのおかげ」と笑った。7人制ラグビーで確か世界一になった国。ゴルフのビジェイ・シン選手は有名だ。



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