子供だった頃、近所のおばあちゃんに、夕方に口笛を吹くと人さらいが来て大きな袋の中に入れられてサーカスに連れて行かれるといわれた。そしてお酢をいっぱい飲まされるのだという。
お酢を飲むと体がぐにゃぐにゃに柔らかくなるんだと。
その頃木下サーカスとかキグレサーカスとかがあってそこに連れて行ってもらうのが夢だった。
サーカスに連れて行ってもらえなかったので、夕方になると口笛を吹いて人さらいが来るのを待っていた。
オリンピックの女子体操の選手たち、なかでも中国の選手を見ているとまるでサーカスの様であり、その体はとても小さくまるで子供の様だ。金メダルを逃すととても悲しい顔をする。帰国したらどんな仕打ちが待っているのか心配だ。
むかし、角兵衛獅子という映画があった。
アフリカでライオンだかトラだかに噛まれて有名になった松島トモ子が逆立ちをしたり踊ったりする。
上田吉之助という恐い親方が稼ぎが悪いと「おメエーたちもっと働け!」なんていって焼け火箸でイジメるのだ。
なんかそんな映画を思い出した。
ちょっと失敗しただけで減点する厳しい審判員が、あの恐い上田吉之助に見えて来た。
思えば戦後67年ずっと、おメエーたちもっと働けと言われて生きてきた。八月六日、広島で平和を願う式典をした。
ロンドンでは平和を願うスポーツの祭典をしている。
働いて働いて、働きまくった結果。この国の民になんで一人700万も800万も借金を背負わされるのか。
世界で唯一の被爆国に原発が54基もあるのか。何かを始めなければならない。
ポールマッカートニーがオリンピックの開会式で歌った「ヘイ・ジュード」の詞にある。
いい事ばかりじゃないけど、考え方ひとつで変わるものだ、さあ始めよう。
一人一人が権力から焼け火箸を取り上げよう。
嘘八百だった民主党はもはや上田吉之助、十手を持った役人の手先、弱い者イジメの極悪集団だ。
おメエーラに近々焼け火箸が待っている。
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