5月12日(日)は「看護の日」であった。
今日本中の病院で看護師さんが不足している。
私はずっと昔からこの世で一番高い報酬を受け取っていい職業は看護師さんだといい続けている。私が生活する神奈川県で看護師、准看護師、保健師、助産師を合わせた「就業看護職員」は2010年で6万6676人、人口あたりの数では全都道府県で最下位だ。
医療機関や福祉施設などでは1万2千人以上足りないと推計されている。
その一因は離職率の高さ、日本看護協会によると、県内の常勤看護職員の離職率は11年度で13.6%だ。看護師さんのいない世の中を考えてみるとゾッとする筈だ。
ミスは許されない中での過重労働、慢性的疲労、慢性的睡眠不足、ネムイ、ツライ、カワリガイナイ。でも頑張ってくれる看護師さん。
患者さんのオシッコだって、ウンコだって、ヨダレだって、耳ダレだって、鼻水だって処理してくれる。体を拭いてくれたり、ハイアーンしてなんていいながらご飯だって食べさせてくれる。
こんな事をしてくれる女性を神と思い誰より一番の報酬をあげるべきだと私は心底思うのだ。みなさんの祖父や祖母、父親や母親、難病と戦う知人や友人、業病と戦う先輩や後輩、猛烈な副作用と戦う恋人やクラスメイト、自分の命をかけても守りたいが守り切れない親分の看護を決して差別せず優しく微笑んで行なってくれる。
大手術だって小手術だって看護師さんがいなければどんな名医もお手上げだ。
さあ、みんなで声を大にして看護師さんに感謝をいうのだ。
そして、一人ひとり身銭を切っても看護師さんに報酬を支払うのだ。
私は「看護税」という名の税金をつくってもいいと思う。
この税金を嫌だという人は居ない筈だ。一人でも多くの人に看護師さんになってもらうために学費の援助や産休手当て至れり尽くせりを国民全体で負担するのだ。
何に使うか訳の分からない税金ばかり、気がつけば国民一人当りの借金が800万円だなんてふざけんなだ。
あー頭の中がグワングワンして来た。怒り“心頭マヒ”だ。
すみません看護師さん来てください、いや看護師さん、看護師さーん。私はどうでもいいですからゆっくり眠って下さい。
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