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2013年8月28日水曜日

「結婚のススメ」




「インド人もビックリ!」というCMコピーを憶えている人は私と同年代だ。
 
八月二十三日金曜日の日経新聞朝刊を読んだ、「インド人にビックリ」した。
今は亡き「てんぷくトリオ」の三波伸介さんなら、「ビックリしたなあ〜もう」とビックリした筈だ。

大見出しには「インド婚礼産業、華麗なる成長」縦書小見出しには「ディオールの宝飾品、カリブ旅行」とある。
立て組中見出しには「三兆円市場商戦に熱」とある。

わたしの持論である少子高齢化社会を脱すには、若者が恋をし、愛を知り、恋愛を重ね、良き縁、良き偶然と出会い結婚をして家族づくりに励む。
この事を国をあげて応援するしかない。子どもに恵まれなくとも夫婦愛を知る。
このまま行くと我が国は半分以上が老人となる。

結婚しない若者がどんどん増えているからだ。
インド人は中国人に次いで多い、だからこれ以上増えなくてもいいじゃんと思うのだが、なんと日本の三十倍を超す年間1000万組が式を挙げ、年間三兆円規模の市場を作っている。経済成長率を大きく上回る年率25%のペースで拡大中なのだ。

インドは階級意識が高く、家族同士のつながりを確認する挙式は豪華絢爛を極めるという。世界のスーパーブランドが熱い商戦を繰り広げているのだ。

ちなみに日本とインドの挙式の比較を列挙してみると、
挙式の市場規模/インド29450億円VS日本14300億円、
予算/インド3000万以上が当たり前VS日本平均343万円、
組数/インド1000万組VS日本30万組、
人気の新婚旅行/インド→ハワイ、モルティブ、トリニダード・トバゴVS日本→欧州、ハワイ、
予算/インド500万円前後VS日本約55万円。

これが富裕層になると青天井でもうとんでもないベラボーな挙式となるらしい。
料理は宗教上の理由で牛や豚が食べられないが5080種類の料理が並ぶという。

2020年代前半には中国を超えて若者人口は世界一になる見通しだ。
別に何もうらやましい事はない。
その国にはその国のやり方があるし、好き勝手やればという事なのだが、若いカップルが増えるのは羨ましいと思う。

若者から恋と愛を取ったら何が残るのかといいたい。
バーチャルな恋愛ではなく泥沼の様な抜き差しならぬ恋愛を経験を重ねなくして人生の困難には立ち向かえられないのだ。
人生とは男と女性の永遠のバトルなのだから。
但し男が女性に勝つ見込みは相当に低いといえる。

それでも私は声を大にして一度か二度(?)は結婚してみろといいたい。
私の友人は八度も結婚をした。
結婚式なんかインド人に任せて、自分たちだけでいいんだから。
大人たちよ若者を結ばせたまえだ。

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