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2014年6月4日水曜日

「海で夕陽を」






心の病の名称や用語について日本精神神経学会が新しい指針を作り二十八日公表した。
こんな表現に。

アルコール依存症→アルコール使用障害、性同一性障害→性別違和、神経性無欲症(拒食症)→神経性やせ症、解離性同一性障害(多重人格)→解離性同一症、注意欠如・多動性障害(ADHD)→注意欠如・多動症、アスペルガー症候群・自閉症→自閉スペクトラム症、言語障害→言語症。

新しい病気、カフェイン使用障害、インターネットゲーム障害。
偉い先生方が集って変えたり、加えたりしたのだろうが、どうにも代わり映えしない。


日本にはTCC(東京コピーライターズクラブ)という集団がある。
優秀なプロフェッショナルの人々に一度頼むといいと思う。
きっとすばらしい表現が生まれる筈だ。難しい、固い、ややこしいのが学会表現だ。

時代は日々新しい表現を待っている。
私は、アルコール中毒でもないし、アルコール依存症でもないらしい。
でも毎日飲む。で、自分なりに表現すると「お酒大好き」という感じ。
それと眠れないから「クスリの恋人」クスリといっても睡眠導入剤レンドルミンのこと。
武者小路実篤風に言えば、「仲良き ことは ありがたき哉」二十年ずっとこれでやって来た。

お酒とくすりは悪魔の組み合わせというが、悪魔もまた良き友なのだ。
中野裕之監督が、海へ行って夕陽が落ちるまで二時間くらい海を見ているときっと眠れるよと、優しいアドバイスをしてくれた。
一度やってみようかと思っている。

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