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2010年9月16日木曜日

湘南の嵐便り 「ローストビーフ」


赤坂溜池のロウリーズに久々に行った。



ローストビーフ専門店では世界的に有名な店である。
初めて行ったのは20年程前。ロサンゼルスの店に行った事がある素晴らしい店であった、しかしその時は折角のローストビーフは食べれず仲間が食べる特大のローストビーフをソファーに横になりながら見ているだけであった。

何故かそれはロサンゼルスにロケに行く二日前に宿敵の痔を手術したばかりであったのだ。
医師は最低でも10日間は入院しろと言ったが私の代役はおらずロケのスケジュールはバッチリ決まって居り現地のスタッフも待っているからだ。

医師から馬に飲ませるという鎮痛剤をもらって飛行機に乗った。一日8錠以上のんだら内臓をやられるから気をつける様にと念を押された。

ロケの日数は8日間だ。
人間の法則で食べた物は出る。出る時は激痛で体中脂汗と目から涙がこぼれ落ちる。
それ故何も食べない、食べれない。ロスのフリーウェイは日本と違いドライブインがなくトイレがない。目的地のズマビーチまで数時間かかるのだ。

激痛で眠れない、空腹で眠れない、ただ生クリームを少し舐めるだけであった。なんと8日間で8㎏体重が減った。ロケ最終日スタッフみんながどうしてもロウリーズのローストビーフを食べたいと私に願い出て来た。それまで私に気をつかってハンバーガーとかホットドッグとかパンケーキしか食べてなかったのでよし行こうという事になった。


しかし私は激痛でソファーにも座れないのでオカマみたいな座り方でしなを作った。
毎日鎮痛剤を15錠飲んでいた。どーんとどでかいローストビーフ、日本のトンカツの二倍位ある。みんな美味しそうに食べている。チクショウ治ったら必ずロスにローストビーフを食べに来てやると心に誓った。

そのロウリーズ日本店が登場したのだ。以来二ヶ月に一度位は食べている。
トーキョーカット130g位とかカルフォルニアカット180g、200g、300g、500gとなる。500gを見るとトンカツ4枚分くらいある。
外人は平気で食べてしまう。私はいつもトーキョーカットだ。

目の前でカットしてもらえる
サラダ盛りつけのパフォーマンスもあり


およそ13600円でOK(お酒は別)ウエイティングバーもいいし中は広く大きいし個室もある。友人と恋人と愛人と仲間と是非一度行ってみて下さい。

アメリカンスタイルの綺麗な個室でワインを飲んで、ローストビーフのカットショーを見て食べて口説けばかなりの確率で落ちると、その日来ていた中年オジサンがトイレで連れションしていたらそういいました。



若い女性は間違いなく喜んでくれます。
目の前の巨大なローストビーフの山を担当の外人の男の人と日本人の若い女の人がでっかい包丁で見事に切ってくれます。
みなさんが想像する鎌倉山のローストビーフと違いローストビーフステーキです。

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