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2010年10月13日水曜日

湘南の嵐便り 「仇討ち」

高田馬場の決闘
PARCOの決闘!高田馬場。


先夜あるところで16歳の少年が何カ所も刺されて死んだ。

いつもたむろする自動販売機の横であった。
そこに少女が一緒に居た。襲って来た人間を見て「逃げろ」と言ってから殺害された。

テレビの写真で見るとツッパリの様だが男前の少年だった。
新聞やマスコミ報道は絶えず被害者側に立って同情的に書くからどんな極道もどんな鼻つまみ者も普段は子煩悩な優しいいい人になる。


又はまさかあんないい人がという事になる。
こんな報道がいかに世の中を正す事をジャマして来ていたかを知らねばならない。
私は何も殺された少年を責める気はない。

私も同じ孤独で淋しがりの不良少年だったから殺された少年に心から痛かっただろう、だからあんまり夜遊び不良してはいけなかったんだよと言ってやりたいのだ。


鍵屋の辻
正確に報道するなら、以前から自動販売機の周りに来ていた一人の16歳の少年が少女をかばいながら夜の自動販売機の横で何者かによって斬殺された。

少年少女は夜遅く何故家に居ないで二人で何を語っていたのか。
少年少女に孤独の影と淋しさの痛さを感じ得ずにはいられない、どんな悪童でもまだ16歳これからが本当の夢も希望もあり人生の始まりである筈であった。

わずか16歳の人生を血まみれにした事とは何か社会全体で事件を感じなければならないと思う。

お通夜の日、一人の少女はこう言ったとても穏やかでいい顔だった、お疲れ様と声を掛けたと。このお疲れ様とは一体何か。
もう一人は女をかばって死んだなんてカッコいいと思ったと、一人の隣人は子供だ子供だと思っていたけど女の子をかばったなんて少しは大人の男になっていたのねと、テレビの報道では暴走族的映像がしきりにインサートされていた。
なんたる卑怯な報道か頭に来たのだ。




森の石松の仇討ち

人々はインタビューに応えきっと悔しかったと思うなどという。
私が少年の父ならこう応える。
どんな悪ガキでも俺の愛する息子だ、それをズタズタにされたのだから殺した相手も必ず同じ様にズタズタにしてやると。

子を殺されて仇をとったという親の話を聞いた事が一度もない。
親が子の仇をとらずに誰が取るのか、少女をドラム缶に入れて焼き殺した少年達はシャバにいてのうのうと生きている。こんなのは真っ当な法律ではない。

親達よ、暴力は最後の理性だという教えもある。
目には目を、歯には歯を、誰かが実践すれば阿呆なマスコミも必ず連動する。


古来より仇討ちは武士の掟であり日本の伝統文化だったのです。
私は愛する者の為なら必ず仇討ちをすると決めています。


忠臣蔵
 
忠臣蔵


 ※写真は仇討ちに関するものです



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