私が最も認めない人間がいる。「つもり」人間だ。
いや〜残念行くつもりだった。ゴメンなさい、行くつもりだったんです。
この手の人間は決して信用してはいけない。
但しちゃんとした理由があれば別だ。
つもり人間が一級になることは万に一つもない。
予定が入っているから行けないと正直に言えばそれでいいのだが、つもり人間はいかにも学ぶ心があるが如く振る舞う。
私は夥しい数のつもり人間と接して来たが、実は冷徹にその人間の値踏みをする。
伏線の言葉を言って試す。
人間の体は一個しかないし、日々スケジュールは動くのだから約束通りには動けない。
テメエ―のスカスカのエエカッコシイにはうんざりなんだよ、という人間が多い。
言葉だけの人間だ。
日産の広告で「やっちゃえニッサン」というのがある。
矢沢永吉は言う、「本当にやる奴は言葉より先に動いている」と。
その通り、能書きの多い人間は実は自分の時間のことばかり考え、人のために思考努力をしない。自分のためになるかどうかの計算だけは上手にする。
イヤーゴメンゴメン、急に用事が出来てとか、スミマセンとっても楽しみにしていたのに用事が出来たの、私は長い間人間分析をしているので相手がどう動くかは90%予想出来る。上辺だけのヘラヘラ人間は、カンナクズのようなクズでしかない。
久々にいいスポーツライターが出て来てウレシイ。
小川勝さんという。2/22の東京新聞でこんな記事を書いていた。
北方領土の一部である、歯舞(はぼまい)の読み方を担当大臣が読めなかった。
その例えとしてプロ野球のコーチが四番バッターの名を知らないに等しいと。
3/17では「史上最強」の裏付けを示せ/と書いていた。
卓球が男女共に世界二位となった。
かつて日本は世界一になっている(1961年北京)、71年にもなっている。
だが今回は世界二位、それなのにマスコミやスポーツ界は史上最強という。
どれだけがんばっても二位は二位なのだ。この日本国を進歩させないもとがそこにある。やった、がんばった、二位、すごいじゃんという気質が。
これはつもり人間にも通じる、一流と二流の違い、一流と超一流の違いに通じる。
自分のスケジュール帳にまず友人と会う、まずあれを食べる、まずあそこに行くと書くのがフツーだが(私は違う、会ったことのない人に会うのを優先)そのまずとまずの間にある貴重な時間をどう生むかに、その先の結果がある。
もの凄い好奇心人間は、這ってでも南海の諸島や北の大地に行く。
ヘラヘラ、ペラペラとした調子のいい人間が実に多い。
但しこの人たちは人の裏に回ってにわか名評論家となり悪態雑言を延々とする。
人間の真の価値はその動きにある。
プロフェッショナルとアマチュアの違いは、プロは24時間考えている。
アマはまっいいかとイビキをかいて眠っている。
プロに自分はない、アマは自分ばかり。
能書きばかり、つもりばかり。
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