四月二十七日(木)午前五時二十六分五十三秒。
外はひたひた雨、テレビのニュースでは台風一号がフィリピン沖に発生したとか。
「400字のリング」は五月十日まで休筆します。
一年のはじめ今年こそはアレをしよう、コレをするぞ、アレコレするわ、きっと充実した一年に、実りある一年にしようと思い、一月二日の書き初めに、大きな文字で“初志貫徹”とか“夢実現”とか“自己研鑽”とか“やるぞ”とかを書いたはずです。
あけましておめでとうの次の日とその次の日に箱根駅伝の若者たちの快走を見て、速いな、スゲエな、スゲエ速いなと読売新聞の旗を両手に持ってバタバタと千切れんばかりに声援を送った。
速いのは駅伝ランナーだけでなく、一日いち日がビュンビュン過ぎ去って行く。
なんだもう五月か、連休か、一年の半分近くが終わってしまう。
アレだって、コレだって、アレコレだって何もやってないではないか。
ダメダコリャー初志貫徹は初志ボロボロ、夢実現は夢そのまんま、自己研鑽は自己退化だ。やるぞは、やってないぞとなっている。
ダメな自分と知りつつも、本当にダメな自分に猛省する。
年を重ねるごとに一年は早くなるらしい。
子どもの時、少年少女の時代のようにたくさんの明日への楽しみがなくなるからだ。
一日千秋の思いはそれを感じることすらない。
人名は忘れ、地名は忘れ、生きている目的すらを忘れている。
イカン、アカンと思っている。
ニュースでは雨は昼までにあがるとか。さぁ~みなさん今年は未だ七ヶ月余ある。
世はデタラメとゴチャマゼとドンチャンサワギの末世の如くのえじゃないか、えじゃないかだ。ネバーギブアップ。
先日見たONE OK ROCKでボーカルの若者(森進一さんと森昌子さんの子)が、オマエラ絶望すんじゃねえぞ、諦めんじゃねえぞ、オレは死ぬ気でやってんだ、オマエラシッカリしろよ、敗けんな、いいか、行くぞぉ~、グワァ~と大喚声、ガンガンの大ステップとなった。
若者たちから気合をもらった。
オレたちはアイドルじゃない、ロックンローラーなんだ、闘ってんだと叫んだ。
残り七ヶ月余がある。年の初めの思いを一つでもやり遂げたいと思う。
みなさん、いいゴールデンウィークを。
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