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2010年11月26日金曜日

湘南の嵐便り 「蟻たちへ」


挫折こそが人間を豊かにする。
危機を好機と捉える事だ。今やレールの上のトロッコに乗っていてもどこに連れて行かれるか分からない。であればむしろそんなトロッコは思い切って飛び降りてしまえばいいのだ。


様々な挫折や葛藤を味わった結果、新たな価値観を見いだして行く、「時代が悪い」というのは簡単だ。

就職の内定がもらえないと大学生達が泣きを入れている。
潰れない?大企業に入って老後の安心を得たい等と不届きな若者達だ。パパママに学費を出して貰ってぬくぬく育ち、合コンやナンパばかりをしていた「去勢された若者達だ」。
女性の気ばかりを気にして力強くリード出来ない。苦労や苦難の海へ出れないのだ。

リクルートスーツの集団は蟻ん子の様

ドイツの哲学者ショウペンハウエルは、人間は「欲望の動物」であると言った。
自分を磨き、昇華させたい、富を得たい、功成り名をあげたい、社会に貢献したい、広い世界をこの目で見たい、異性に魅力的だと思われたい、そういう果てしない欲望が人間にはある。

その『渇き』に突き動かされた若者達が時代を動かして来た。ペーパーテストの成績が良ければ褒められ、いい大学からいい就職先へ、そのレールに乗りたがって来た老後を考える大学生。


その結果草食系男子なんていう種族が生まれた。
まるで蟻ん子の集団の様に同じリクルートスーツの男女達、僕は100社、私も100社、でも内定なしとオロオロしている。


東大出たって人間力がないと体からオーラが出てないと面接を突破出来ない。
大学生は就活でなく「就社」をしているとある大学教授が言っていた。
何かをしたいのでなく安定が欲しいのだ。


先日、ラグビーの早慶戦を見て感動した。
若者は捨てたもんじゃない、最後の一分一秒まで一発のトライをするために一発のキックを決める為に肉弾戦を行った。

結果は108で慶應が10年振りに早稲田に勝った。
全力を出し合った同士涙を流す、うれし涙と悔し涙を。私はラグビーが大好きだ。
鳥肌が立つ試合だった。

早慶戦

「就社留年」をするなんていう若者がいる。親が仕送りしてくれるからだ。
こんな若者は役に立たない。中小企業の中に夢やロマンを追っている素晴らしい経営者達が沢山いる。大企業のたった一個の歯車になるより、中小企業のエンジンを目指す事だといいたい。


ヤクザの親分でも目指してみろといいたい。
役人以外学歴なんかでこれからは生きられない。自分が何をやりたいかだ。
一度しかない人生なんだから。


泥だらけになって一個のボールを追う気構えを持つ事だ。
ただ働くだけの蟻になってはいけない。

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