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2013年3月25日月曜日

「汚き者共」







美空ひばりさんが“柔”という歌を大ヒットさせたのを記憶している方々は、もうオジサン&オバサンだろう。♪〜やると思うな思えば負けよ、と。柔の道を唄った。

黒澤明監督のデビュー作ともいえる映画“姿三四郎”を知っている方々は、相当にオジイサン&オバアサンだろう。

“柔道一直線”という劇画を本屋さんで立ち読みした方々は戦後っ子たちだろう。
昭和二十年に生まれた戦後っ子は、“水とん”の汁をすすり、麦の穂をガム替りにかじり、竹の皮に梅干しを入れて吸い付き、焚き火にイモを入れ作った“焼きイモ”を食べ、冷たいご飯に醤油だけかけたご飯を食べながらも決してめげずに生きた。
“心に太陽を唇に歌を”とか“清く貧しく美しく”なんて大人たちから教えられた。

柔道連盟の役員たちが全員留任したというニュースを見ていよいよニッポンの柔道はお終いだと思った。女子選手たちに対する性的行為、暴力行為、暴言の数々、更に助成金の不正使用、柔の道を外した外道共が利権にしがみついている。
“汚く金にまみれ醜く”がスローガンだ。

正々堂々と勝負するのが柔道の基本中の基本、スポーツの基本だ。
黒帯をドス黒く締めて生き残りを計った者共を世の中という道場から破門追放しなければならない。ましてこれから中学校に入学すると、柔道、剣道などから学校サイドが選択して生徒たちに強制的に学ばせる事となる。
教える資格のない者共が教えるのだ。受け身もしらない教師が教えるのだから危険この上ない。柔道の練習中における死亡事故は他のスポーツに比べダントツに多い。
今も植物人間になっているかわいそうな少年少女も多い。

私はこんな教育に断固反対をする。
軍国主義の復権だ。
幾らオリンピックが商業化し、堕落しきっていても、日本の柔道界のお粗末さを見たら、やっぱトーキョーはヤメルベえー、やっぱ、イスタンブールが本命だなとなるだろう。
だがしかしJOC(日本オリンピック連盟)の得意技は寝技だ。
見えない所で汚い手を使っているはずだ。禁じ手、反則技なんでもありだ。(これをロビー活動と広言する)

文科省なんていう役所は救い難き最低で省だ。
イジメ、体罰、やらせ入試、自殺、何もかもひた隠しで省だ.

講道館なんていまだに創設者の嘉納一族に支配されているのだから世界のJUDOに全く歯がたたないのだ。柔道をやる子供がどんどん減っているから学校の教科に取り入れろなんて話になってしまった。柔道着がバンバン売れるし、段位も売れるからだ。子どもたちを守らねばならない、薄汚い連中から。真っ当に柔道をやっている人々のためにも。美空ひばりさんのためにも。


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