男の世界(渡世人、筋者、極道、ヤクザ者)では、一度親を裏切った者、仲間を捨てた者、足で砂をかけて出て行った者は二度と男の世界に戻る事は出来ない。
破門、絶縁とされるからだ。
自民党を口汚くなじり、親分、兄弟分を捨てて出て行った舛添要一氏が自民党に日参して反省、謝罪をしつづけている。
皆様におすがりしたいと膝を屈して詫びを入れているその姿は、マンガでしかない。
自民党にしてみれば一度破門、絶縁した男。
本来なら片腕一本か指の二、三本も持って来いの気分だろうが、使い勝手がよくなったのでちゃんという事を聞くんだぞ、二度とその気になって弓を引くんじゃねえぞなのだろう。また二十年前佐川急便から1億を頂いて(借りて?)マンション買ったとか、家を修繕したとか、ムニャムニャ言ってあっさりフケちゃった(逃げちゃった)。
青山の骨董通りを歩いている様なお殿様が細川家七百年の血が騒いだのか、取り巻きにヨイショされてソノ気になったかご出馬となった。
そこへ持って来て未だ一月なのに凶気の桜を満開にしたライオンマンガ雄叫びをあげ、殿を全面的に応援するという図式となった。
絶倫、結婚好き、離婚好き、愛人好き、DV好き、ナイフ大好き、権力大好き「マスゾエ」という政治学者が勝つか、風の流れ雲の動きを見るのが好きという風流人が勝つのか、神奈川県民の私には投票権はないので直接関係はないが、あまりの人材不足にこの国の将来を心配せずにはいられない。
オリンピック利権、新しいエネルギーの利権、カジノ利権、権力への執着と将来への布石、様々な思惑が複雑に入り混じって東京都知事劇場は開幕する。
そこには♪義理と人情を秤にかけりゃ、義理が重たい男の世界…という高倉健の唐獅子牡丹の主題歌は流れない。あの有名な広島のヤクザ戦争「仁義なき戦い」のメロディの方が合っている。
このブログはゆらゆら揺れる列車の中で書いている。
私の隣のお兄さんが崎陽軒のシュウマイ弁当を食べている。
永田町は「老人の海」となってきた。何かが地下水脈で動き出して来た。
アメリカに嫌われた政権はことごとく短命であった。
青年よ大志を抱け、この国の未来を背負って立ってくれ
1 件のコメント:
東京都民としてご説ごもっとも、襟を正して拝読させていただきました。名護市市長選の結果をヤマトンチュとして見過ごすことと同様、この国の民主主義の民度が問われていますね。
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