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2014年1月27日月曜日

「寒川さんにて」



イメージです

B級スターの面々、麺々が待っていたぞよと声をかけて来た。
広島風焼きそば、ヤキトリ、綿菓子、タコ焼き、寒川ラーメン、寒川そば、焼き肉のせ焼きそば、イカ焼き、フランクフルトソーセージ、手羽先揚げ、富士宮やきそば、イチゴ飴、七味唐辛子、ベーコン巻き焼き、輪投げ、お面、今川焼き、たい焼き、射的、金魚すくい、あま酒、秋田きりたんぽ鍋(今年初めて登場)等々の屋台が勢揃いして並んでいた。

一月二十六日(日)相撲国寒川神社である。
温かい日であったので多くの人々が参拝に来ていた。私といえば参拝より縁日のような気分を楽しんだ。
とりあえず昨年お世話になった御守や御札を渡し、箱に入れてもらった。お賽銭箱にお金を少し投げいれてムニャムニャとお願いする。

小さな破魔矢と御守を買い、いざ屋台へ。
カップ酒一合、ヤキトリ三本(レバー、皮、ボンジリ)、イカ焼きを楽しみメインの寒川ラーメンを食す。これが実にさっぱりとした醤油味で、家族一同大ファンだ。
おじさんは一年経っても変わらず元気であった。
自分で作ったラーメンを自分ですすってウマイといって笑った。

一杯500円、発泡の白い入れ物に透明感のある黄金色のスープ、中細の麺、ネギ、ナルト、メンマ、絶品の味のチャーシュウ一枚(私には二枚入れてくれた)寒川ラーメンは土日だけ出ている。チャーシュウを一枚余分に入れて欲しい人は私に声を掛けて下さい。
ご一緒してあげます。

何故一枚入れてくれるかというとある年、おじさんいい顔してるね、と言って写真を撮ってあげたからだろう。今年は大事な仕事を成し遂げなければならないので、寒川さんヨロシク!なのだ(寒川さんに来るのは縁起担ぎみたいな事)。

一年も欠かさず三十六年通っている。
子どもや孫の七五三は寒川さんで、写真も地下の写真スタジオで撮ってもらって来た。今の世の中何が起きるか分からない、何もかもお願いしたら少しばかりのお賽銭じゃ叱られてしまう。本殿には白い羽織みたいなものを身につけた人、人、人の願い事が叶えられるよう、神主さんが神様にそれを伝えていた。

私は無神論者であるから、人が何を信心していても全く問題なくお付き合い出来る。
キリスト関係の本も読むし、仏教や新興宗教関係の本もよく読む(学がないのでよくわからないのだが)。

人間は悩みの生き物、迷いの生き物、邪悪な生き物、そして必ずこの世と別れをする命に限りある生き物だから。その人、その人がそれを信じていれば心が安まるなら、それでいいのだと思う。

信じる者は救われる(?)但し私の人生経験では、お金を信じ過ぎた人、名誉や権力や地位を信じ過ぎた人は殆ど幸せな人生の終わりを迎えていない。


午後三時過ぎ、突然ピカッとして雷の音がした。空はあっという間に黒くなった。
ヨシッ今年はきっといい年だぞと思った。帰り途、雨が強く降った。
雨降って地固まるという。年の始めとか人生の門出の雨は何より吉兆の証なのだ。

今、人生の絶頂の晴れ間にいると思っている人は要注意を。
土砂降りの雨だと思っている人は、ネバーギブアップきっといい日がやってきます。

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